「ユニバーサルデザインクイズ」小学生向け全30問【点数診断・プリント印刷】3択問題

「ユニバーサルデザインクイズ」小学生向け

※当ページのリンクには広告が含まれています。

 

 

 

 

 

 

福祉の授業や障害者週間(12月3日〜9日)の取り組みにもぴったり!身のまわりにあふれる「みんなにやさしい工夫」=ユニバーサルデザインにまつわる3択クイズ全30問をお届けします!

教員歴13年・保育士免許を持つ3児の父で、クイズ歴34年の編集長です。授業でシャンプーボトルの横のギザギザを触らせると、子どもたちは「片方だけザラザラしてる!」と目を輝かせます。最後のランク診断まで、ぜひ挑戦してください!

📌 このクイズについて
対象:小学生〜中学生(福祉の授業・総合学習・親子の学び・大人の方も)
所要時間:約10〜15分
使えるシーン:福祉や社会の授業・総合学習・障害者週間の取り組み・親子クイズ・自由研究のヒントに
こんな方におすすめ:身のまわりのユニバーサルデザインを楽しく学びたい方、福祉や共生社会について子どもと話すきっかけがほしい方

印刷して使えるPDF版(A4・約5ページ)もご用意しました。解説つきなので、授業の配布プリントや家庭学習、施設のレクリエーションにもそのまま使えます。下のボタンからダウンロードしてください。

【ユニバーサルデザインクイズ】初級編(Q1〜Q10)|身近なみんなにやさしい工夫

ここからは全30問の答えと解説をじっくり読めるモードです。気になる問題の「答え(ここをクリック)」を開いて、答えの理由や雑学を確かめましょう。授業やご家庭で読み上げる方は、教員メモもぜひご活用ください。

Q1. 「ユニバーサルデザイン」とは、どんな人のために考えられたデザイン?

① 子どもだけ
② できるだけ多くの人
③ お年寄りだけ

ヒント:「ユニバーサル」は「すべての」という意味です。

答え(ここをクリック)

答え:② できるだけ多くの人
年齢や障がい、国のちがいに関係なく、できるだけ多くの人が使いやすいように考えるのがユニバーサルデザインです。「だれか専用」ではなく「みんなのため」が出発点です。

Q2. 「ユニバーサル(universal)」という言葉の意味は?

① 宇宙
② すべての・みんなの
③ 新しい

ヒント:「みんなに共通する」イメージです。

答え(ここをクリック)

答え:② すべての・みんなの
universalは「すべての・普遍的な」という意味。だから「すべての人のためのデザイン」と覚えられます。

Q3. シャンプーのボトルの横やポンプにあるギザギザは何のため?

① ただのかざり
② 手ざわりでリンス(コンディショナー)と区別するため
③ すべり止めのためだけ

ヒント:目をつぶって洗っているときを想像してみましょう。

答え(ここをクリック)

答え:② 手ざわりでリンス(コンディショナー)と区別するため
シャンプーにだけギザギザがあり、目を閉じていても手ざわりで区別できます。1991年ごろに広まり、今では多くのメーカーが採用しています。

📝 【教員メモ】実際にボトルを2本持って教室で触り比べさせると、「ほんとだ、片方だけザラザラしてる!」と歓声が上がります。身近な発見こそ最高の教材です。

Q4. 力の弱い人にもやさしい、押し下げて開ける取っ手は?

① まるいノブ
② レバーハンドル
③ ひも

ヒント:病院や学校のドアでよく見かけます。

答え(ここをクリック)

答え:② レバーハンドル
レバーハンドルは、ひじや手の甲でも開けられ、にぎる力が弱い人や手のふさがった人にも使いやすい工夫です。

Q5. 手をかざすと開き、荷物を持った人にもやさしいドアは?

① 自動ドア
② 回転ドア
③ 重い引き戸

ヒント:お店の入り口で「スーッ」と開くあれです。

答え(ここをクリック)

答え:① 自動ドア
自動ドアは手がふさがっていても通れ、車いす・ベビーカーの人、お年寄りなど、だれにとっても通りやすいドアです。

Q6. 絵を使って意味を伝える案内マークを何という?

① ピクトグラム
② アルファベット
③ バーコード

ヒント:トイレや非常口の「絵の標識」のことです。

答え(ここをクリック)

答え:① ピクトグラム
ピクトグラムは、言葉がわからなくても絵で意味が伝わるしくみ。外国の人や、字をまだ読めない子どもにも役立ちます。

Q7. 段差をなくし、車いすやベビーカーでも通れる坂を何という?

① エスカレーター
② スロープ
③ らせん階段

ヒント:階段の横にあるなだらかな坂道です。

答え(ここをクリック)

答え:② スロープ
スロープがあれば、車いす・ベビーカー・キャリーバッグを引く人など、いろいろな人がスムーズに移動できます。

Q8. 床にある、目の不自由な人を案内する黄色いブロックは?

① 点字ブロック
② かざりタイル
③ マンホール

ヒント:足のうらや白杖(はくじょう)で感じ取って歩きます。

答え(ここをクリック)

答え:① 点字ブロック
点字ブロックは、足やつえで形を感じて、安全に歩くための目印。正式には「視覚障害者誘導用ブロック」と呼ばれます。

📝 【教員メモ】「目を閉じて歩いてごらん」と体験させると、点字ブロックのありがたさが一気に伝わります。安全に配慮しながら、ぜひ実感させてあげてください。

Q9. 広くて手すりがあり、いろいろな人が使えるトイレは?

① 多目的トイレ(だれでもトイレ)
② 倉庫
③ 個室だけのトイレ

ヒント:「だれでも」という名前がついていることもあります。

答え(ここをクリック)

答え:① 多目的トイレ(だれでもトイレ)
多目的トイレは、車いす・ベビーカー・オストメイトの方など、いろいろな人が使えるよう広さや設備が工夫されています。

Q10. 階段を上がるのが大変な人のために建物についているものは?

① エレベーター
② すべり台
③ はしご

ヒント:ボタンを押すと上の階へ運んでくれます。

答え(ここをクリック)

答え:① エレベーター
エレベーターは、車いす・ベビーカー・足の不自由な人・大きな荷物を持つ人など、だれにとっても移動を助けてくれる設備です。

【ユニバーサルデザインクイズ】中級編(Q11〜Q20)|しくみと役割

Q11. 「バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」のちがいで正しいのは?

① まったく同じ意味
② バリアフリーは段差などの障害を取りのぞく、UDは最初からみんなが使えるようにする
③ UDはお金持ちのためだけのもの

ヒント:「あとから直す」か「はじめから考える」かがポイント。

答え(ここをクリック)

答え:② バリアフリーは段差などの障害を取りのぞく、UDは最初からみんなが使えるようにする
バリアフリーは今ある障害(バリア)を取りのぞく考え方。UDは最初からだれもが使えるように設計する考え方です。

📝 【教員メモ】「スロープを後からつけた=バリアフリー」「最初からゆるい坂で作った=UD」と具体例で比べると、ちがいがすっきり伝わります。

Q12. 牛乳パックの注ぎ口の反対側にある半円の切り欠きの役割は?

① ストローをさすため
② 目が不自由でも牛乳とほかの飲み物を区別するため
③ ただのかざり

ヒント:手で触れたときに「これは牛乳だ」とわかる工夫です。

答え(ここをクリック)

答え:② 目が不自由でも牛乳とほかの飲み物を区別するため
切り欠きがあるのは「種類別:牛乳」のパックだけ。さわるだけでジュースなどと区別できます。2001年ごろから広まりました。

Q13. お酒の缶のフタの近くに点字で書かれている言葉は?

① のむな
② おさけ
③ つめたい

ヒント:ジュースとまちがえて飲まないための工夫です。

答え(ここをクリック)

答え:② おさけ
お酒の缶のフタの近くには点字で「おさけ」と書かれています。目が不自由な人が、ジュースなどと取りちがえないための大切な配慮です。

📝 【教員メモ】家にある缶を触らせると「ほんとだ、ぽつぽつある!」と驚きます。身近なところにUDが隠れていると気づける、よい教材です。

Q14. 電話やリモコンの「5」のボタンに小さな突起がある理由は?

① こわれた印
② 見なくても指で中央の位置がわかるように
③ ただのかざり

ヒント:まん中がわかれば、ほかのボタンの位置も予想できます。

答え(ここをクリック)

答え:② 見なくても指で中央の位置がわかるように
「5」は数字ボタンのまん中。突起をたよりに、見なくても指の位置を決められます。パソコンのF・Jキーの突起も同じ工夫です。

Q15. 床が低く、車いすやベビーカーでも乗りやすいバスを何という?

① 二階建てバス
② ノンステップバス(低床バス)
③ スポーツカー

ヒント:「ステップ(段差)がない」という名前です。

答え(ここをクリック)

答え:② ノンステップバス(低床バス)
ノンステップバスは乗り口の段差をなくし、車いす・ベビーカー・お年寄りなど、だれもが乗り降りしやすくしたバスです。

Q16. 「カラーユニバーサルデザイン」が大切にしているのは?

① とにかくはでな色を使うこと
② 色の見え方が人によってちがっても情報が伝わる工夫
③ すべて白黒にすること

ヒント:色だけにたよらず、形や文字でも伝える工夫です。

答え(ここをクリック)

答え:② 色の見え方が人によってちがっても情報が伝わる工夫
色の見え方は人によってちがいます。色だけでなく形や記号も使うことで、だれにでも情報が伝わるようにします。

Q17. 丸い点がならんだ点字ブロックが伝えるのは?

① ここで止まれ・注意(階段や交差点の前など)
② まっすぐ進め
③ 右に曲がれ

ヒント:「気をつけて」のサインです。

答え(ここをクリック)

答え:① ここで止まれ・注意(階段や交差点の前など)
点(てん)が並ぶ「点状ブロック」は、注意や立ち止まりを知らせる警告の役割です。階段の手前や横断歩道の前などに置かれます。

Q18. 線(棒)がならんだ点字ブロックが伝えるのは?

① 危険だから止まれ
② 進む方向(まっすぐ歩いてよい)
③ ここで引き返せ

ヒント:線の向きが「道」をしめしています。

答え(ここをクリック)

答え:② 進む方向(まっすぐ歩いてよい)
線(せん)が並ぶ「線状ブロック」は、進んでよい方向を案内する誘導の役割です。点状と線状を組み合わせて、安全な道すじを作ります。

Q19. センサーに手をかざすと水が出る蛇口がやさしい理由は?

① かっこいいから
② ハンドルをひねる力がいらず、衛生的でだれでも使えるから
③ 水がぬるくなるから

ヒント:手をかざすだけ。にぎる・ひねる動作がいりません。

答え(ここをクリック)

答え:② ハンドルをひねる力がいらず、衛生的でだれでも使えるから
力の弱い人でも使え、ハンドルに触れないので衛生的。子どもからお年寄りまで、だれにとっても使いやすい工夫です。

Q20. エレベーターの中に大きな鏡がついていることが多いのは、なぜ?

① 身だしなみチェックのためだけ
② 車いすの人が後ろ向きのまま出口を確認できるように
③ 中を広く見せるため

ヒント:車いすは、せまい中で向きを変えるのが大変です。

答え(ここをクリック)

答え:② 車いすの人が後ろ向きのまま出口を確認できるように
鏡があれば、車いすの人が向きを変えずに、後ろ向きのまま出口や階数を確認できます。せまい空間ならではの工夫です。

📝 【教員メモ】「鏡はおしゃれのため?」と聞くと多くの子が手をあげます。本当の理由を知ると「気づかなかった!」と目を輝かせる、人気の問題です。

【ユニバーサルデザインクイズ】上級編(Q21〜Q30)|歴史と数字の雑学

Q21. ユニバーサルデザインを最初に広めたアメリカの建築家はだれ?

① ロナルド・メイス
② スティーブ・ジョブズ
③ ウォルト・ディズニー

ヒント:自身も車いすを使っていた建築家です。

答え(ここをクリック)

答え:① ロナルド・メイス
ロナルド・メイスは、1980年代にユニバーサルデザインの考え方を提唱したアメリカの建築家。自らも車いすを使い、当事者の視点を大切にしました。

Q22. ユニバーサルデザインには有名な「○つの原則」があります。いくつ?

① 3つ
② 5つ
③ 7つ

ヒント:「公平・柔軟・簡単・わかりやすい…」と続いていきます。

答え(ここをクリック)

答え:③ 7つ
「公平に使える」「使い方が選べる」「簡単」「情報がわかりやすい」「ミスに安全」「少ない力で」「使いやすい大きさと空間」――この7つの原則がまとめられています。

📝 【教員メモ】7つ全部を暗記させる必要はありません。「公平」「簡単」「安全」など、子どもが言いかえやすい言葉でいくつか紹介するだけで十分伝わります。

Q23. 世界で初めて点字ブロックが道路にしかれた国はどこ?

① アメリカ
② 日本
③ フランス

ヒント:実は、わたしたちの国が発祥(はっしょう)です。

答え(ここをクリック)

答え:② 日本
点字ブロックは日本で生まれ、1967年に岡山県で世界初の設置が行われました。今では世界中に広がっています。

📝 【教員メモ】「世界で最初は、どこの国だと思う?」と聞くと、たいてい外国を答えます。「実は日本なんだよ」と明かすと、教室がどよめく鉄板の問題です。

Q24. 点字ブロックを発明した三宅精一さんがブロックを作ったきっかけは?

① おしゃれのため
② 目の不自由な人が安全に歩けるようにするため
③ 道のかざりのため

ヒント:「だれかを助けたい」という思いから生まれました。

答え(ここをクリック)

答え:② 目の不自由な人が安全に歩けるようにするため
三宅さんは、目の不自由な人が安心して歩けるようにと願い、私財を投じて点字ブロックを発明しました。やさしさから生まれた発明です。

Q25. 点字ブロックが黄色いことが多いのは、なぜ?

① 人気の色だから
② 少し見える人(弱視)にも見えやすく、目立つ色だから
③ ねだんが安いから

ヒント:「まったく見えない人」だけでなく「少し見える人」も使います。

答え(ここをクリック)

答え:② 少し見える人(弱視)にも見えやすく、目立つ色だから
黄色はまわりの地面との差がはっきりして目立つ色。弱視の人にも見つけやすいよう、黄色が多く使われています。

Q26. 非常口のマーク(緑色の走る人の絵)は、もともとどこの国でデザインされた?

① 日本
② アメリカ
③ ドイツ

ヒント:これも日本うまれ。今では世界の標準マークです。

答え(ここをクリック)

答え:① 日本
非常口のマークは日本でデザインされ、その後、世界共通の標識(ISO)として採用されました。言葉がなくても危険時の出口がわかる、すぐれたピクトグラムです。

Q27. ピクトグラムが世界に広まる大きなきっかけになったとされる大会は?

① 1964年の東京オリンピック
② サッカーのワールドカップ
③ 世界陸上

ヒント:言葉の通じない世界中の選手・観客のための工夫でした。

答え(ここをクリック)

答え:① 1964年の東京オリンピック
1964年の東京オリンピックで、競技や施設を絵で示すピクトグラムが本格的に使われ、世界に広まったとされています。

📝 【教員メモ】「言葉が通じない人どうしでも、絵なら伝わる」――オリンピックという身近な話題から、UDの本質をつかませやすい問題です。

Q28. ユニバーサルデザインの考え方として正しいのはどれ?

① 特別な人のために特別な物だけを作る
② はじめから、できるだけ多くの人が使えるように作る
③ とにかく高価な物を作る

ヒント:「特別あつかい」ではなく「みんないっしょに」が合言葉。

答え(ここをクリック)

答え:② はじめから、できるだけ多くの人が使えるように作る
だれか専用ではなく、はじめから多くの人が自然に使えるようにする――これがUDの中心の考え方です。

Q29. 自動販売機で投入口やボタンが低い位置にもあるのは主にだれのため?

① 背の高い人のため
② 車いすの人や子どもなど、いろいろな人のため
③ ロボットのため

ヒント:立っている大人だけが使うわけではありません。

答え(ここをクリック)

答え:② 車いすの人や子どもなど、いろいろな人のため
低い位置にも投入口やボタンがあれば、車いすの人や子どもなど、いろいろな人が無理なく使えます。

Q30. ユニバーサルデザインが目指す社会を表す言葉として最もふさわしいのは?

① だれもが暮らしやすい社会(共生社会)
② 競争に勝ち続ける社会
③ 便利さだけを追う社会

ヒント:「いっしょに生きる」という言葉がカギです。

答え(ここをクリック)

答え:① だれもが暮らしやすい社会(共生社会)
年齢や障がい、国のちがいをこえて、だれもが安心して暮らせる「共生社会」――ユニバーサルデザインはその実現を目指しています。

📝 【教員メモ】最後は「どんな町だったら、みんなが暮らしやすい?」と投げかけて締めくくると、学びが自分ごとになります。クイズのゴールにぴったりの問いです。

【ユニバーサルデザインクイズ】あなたは何問正解できた?4段階ランク診断

🏆 あなたのランクは?
🌱 0〜10問:ユニバーサルデザイン入門さん ― まずは身のまわりにUDがあると知れたのが大きな一歩!
💡 11〜20問:気づきのデザイナー ― 「これもUDかも?」と気づく目が育ってきました。
🤝 21〜29問:みんなにやさしい設計士 ― 種類や歴史までよく知っています!
👑 30問:ユニバーサルデザイン博士 ― 全問正解、お見事!だれもが暮らしやすい町を、いっしょに考えていきましょう。

ユニバーサルデザインは、特別なだれかのためではなく、わたしたち全員のための工夫です。点字ブロックやシャンプーのギザギザのように、知ってみると「町じゅうにやさしさが隠れている」と気づけます。ぜひPDFを印刷して、ご家庭や授業、施設のレクリエーションでも楽しんでみてください。クイズをきっかけに、まわりの人にも「これもユニバーサルデザインだよ」と教えてあげられたら、それがいちばんすてきな共生社会への第一歩です。