春と秋、年に2回めぐってくるお彼岸。ご先祖を供養し、季節の移ろいを感じるこの行事にまつわる3択クイズ全30問をお届けします!
教員歴13年・保育士免許を持つ3児の父で、クイズ歴34年の編集長です。施設でお彼岸の話題を出すと、お墓参りやおはぎの思い出を語り、表情が和らぐ方を数多く見てきました。最後のランク診断まで、どうぞごゆっくりお楽しみください。
📌 このクイズについて
対象:高齢者の方(施設レク・敬老会・回想法に。季節の行事が好きな大人の方も)
所要時間:約10〜15分
使えるシーン:介護施設のレクリエーション・敬老会・春秋のお彼岸の集い・家族の団らん・回想法のきっかけに
こんな方におすすめ:お彼岸の習わしや季節の行事を思い出しながら楽しみたい方、ご家族と一緒に学びたい方
📄 紙に印刷して使いたい方や、施設・ご家庭で読み上げて楽しみたい方のために、全30問をまとめたPDF版もご用意しました。問題・選択肢・ヒント・答え+ひとこと解説だけのシンプルな構成で、A4にコンパクトに収まります。下のボタンからダウンロードしてください。
【お彼岸クイズ】初級編(Q1〜Q10)|お彼岸の基本と習わし
ここからは全30問の答えと解説をじっくり読めるモードです。気になる問題の「答え(ここをクリック)」を開いて、答えの理由や豆知識を確かめましょう。施設やご家庭で読み上げる方は、教員メモもぜひご活用ください。
Q1. お彼岸は1年に何回ありますか?
① 1回
② 2回
③ 4回
ヒント:春と秋にめぐってきます。
答え(ここをクリック)
答え:② 2回
「2回」。お彼岸は春と秋の年2回。春分の日・秋分の日を中心に、季節の節目としてご先祖を供養します。
Q2. 春のお彼岸の中心となる、国民の祝日はどれ?
① 春分の日
② 立春
③ こどもの日
ヒント:昼と夜の長さがほぼ同じ日です。
答え(ここをクリック)
答え:① 春分の日
「春分の日」。3月のこの日を中日(ちゅうにち)として、前後3日を合わせた7日間が春のお彼岸です。
Q3. 秋のお彼岸の中心となる、国民の祝日はどれ?
① 体育の日
② 秋分の日
③ 文化の日
ヒント:9月にある、昼夜がほぼ同じ日です。
答え(ここをクリック)
答え:② 秋分の日
「秋分の日」。9月のこの日を中日として、前後3日を合わせた7日間が秋のお彼岸です。
Q4. お彼岸に、ご先祖の供養として多くの人が行うことは?
① お墓参り
② 豆まき
③ 餅つき
ヒント:ご先祖が眠る場所へ出かけます。
答え(ここをクリック)
答え:① お墓参り
「お墓参り」。お彼岸にはお墓を掃除し、花や線香を供えてご先祖に手を合わせるのが一般的な習わしです。
📝 【教員メモ】お墓参りは、ご家族の思い出を語る入り口になります。「子どもの頃、どなたとお墓参りに行きましたか?」と尋ねると、ふるさとや家族の情景がよみがえり、自然と昔話に花が咲きます。
Q5. 春のお彼岸にお供えする、あんこのお菓子はどれ?
① かしわ餅
② ぼたもち
③ ちまき
ヒント:春に咲く「牡丹」にちなみます。
答え(ここをクリック)
答え:② ぼたもち
「ぼたもち」。春の花・牡丹(ぼたん)にちなんだ呼び名で、もち米をあんこで包んだお供えのお菓子です。
Q6. 秋のお彼岸にお供えする、あんこのお菓子はどれ?
① おはぎ
② 月見団子
③ 草餅
ヒント:秋に咲く「萩」にちなみます。
答え(ここをクリック)
答え:① おはぎ
「おはぎ」。秋の花・萩(はぎ)にちなんだ呼び名です。春の「ぼたもち」と中身はほぼ同じものです。
📝 【教員メモ】手作りの味は記憶に強く残ります。「おはぎ、ご家庭で作りましたか?」と聞くと、あんこの炊き方やお母さまの味の思い出が次々に出てきて、世代を超えた“味の談議”になることもしばしばです。
Q7. お彼岸の期間は、中日をはさんで合計何日間?
① 3日間
② 10日間
③ 7日間
ヒント:中日の前後3日ずつを合わせます。
答え(ここをクリック)
答え:③ 7日間
「7日間」。中日(春分・秋分の日)をはさんで前後3日ずつ、合わせて7日間が一つのお彼岸の期間です。
Q8. 「暑さ寒さも○○まで」。季節の変わり目を表すことわざの○○は?
① 彼岸
② お盆
③ 正月
ヒント:まさにこの行事の名前です。
答え(ここをクリック)
答え:① 彼岸
「彼岸」。「暑さ寒さも彼岸まで」は、厳しい暑さや寒さも彼岸の頃には和らぐ、という季節のことわざです。
📝 【教員メモ】ことわざは、答えのあとに全文を一緒に口にすると盛り上がります。「暑さ寒さも——?」と上の句で止めて続きをうかがうと、すっと出てくる方が多く、季節の移ろいの話へ広がります。
Q9. お彼岸の頃に咲く真っ赤な花。別名「曼珠沙華」とも呼ばれるのは?
① あじさい
② 菜の花
③ 彼岸花
ヒント:名前にこの行事が入っています。
答え(ここをクリック)
答え:③ 彼岸花
「彼岸花」。秋の彼岸の頃に田のあぜ道などで咲く真っ赤な花で、「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」とも呼ばれます。
Q10. お墓をきれいにしたあと、お墓によくお供えするものは?
① 花や線香
② 豆まきの豆
③ 鏡もち
ヒント:手を合わせる前に供えます。
答え(ここをクリック)
答え:① 花や線香
「花や線香」。お墓を掃除したあと、花や線香、故人の好物などを供えて、静かに手を合わせます。
【お彼岸クイズ】中級編(Q11〜Q20)|お供えと暦の仕組み
Q11. お彼岸の最初の日を、何といいますか?
① 彼岸入り
② 彼岸明け
③ 中日
ヒント:お彼岸の「はじまり」の日です。
答え(ここをクリック)
答え:① 彼岸入り
「彼岸入り」。お彼岸の最初の日を指します。最後の日は「彼岸明け」、真ん中の日は「中日」と呼びます。
Q12. お彼岸のちょうど真ん中の日を、何といいますか?
① 入り日
② 中日
③ 明け日
ヒント:「ちゅうにち」と読みます。
答え(ここをクリック)
答え:② 中日
「中日(ちゅうにち)」。春分・秋分の日にあたり、特にご先祖を供養する日とされています。
Q13. ぼたもちとおはぎ。実のところ、その中身は?
① 全く別の食べ物
② おはぎだけ餅米
③ ほぼ同じもの
ヒント:季節で呼び名を変えています。
答え(ここをクリック)
答え:③ ほぼ同じもの
「ほぼ同じもの」。もち米をあんこで包んだお菓子で、春は「ぼたもち」、秋は「おはぎ」と季節で呼び分けます。
📝 【教員メモ】「同じもの」という意外性は会話の起爆剤です。「春と秋で呼び名が変わるんですよ」と添えると、「へえ」という驚きから、季節の花や行事の話へとつながっていきます。
Q14. ぼたもち・おはぎの名前は、季節の何にちなんでいる?
① 花(牡丹と萩)
② 鳥
③ 山の名前
ヒント:春の牡丹、秋の萩です。
答え(ここをクリック)
答え:① 花(牡丹と萩)
「花(牡丹と萩)」。春に咲く牡丹から「ぼたもち」、秋に咲く萩から「おはぎ」と呼ばれるようになったとされます。
Q15. 春分の日・秋分の日に特徴的な、昼と夜の長さは?
① 昼が長い
② 夜が長い
③ ほぼ同じ
ヒント:ちょうど釣り合う日です。
答え(ここをクリック)
答え:③ ほぼ同じ
「ほぼ同じ」。春分・秋分の日は、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日として知られています。
Q16. お彼岸の頃、太陽はどの方角に沈みますか?
① 真東
② 真南
③ 真西
ヒント:真東から昇り、その反対側へ。
答え(ここをクリック)
答え:③ 真西
「真西」。春分・秋分の頃は太陽が真東から昇り真西に沈みます。西方の極楽浄土に通じる日ともされてきました。
📝 【教員メモ】夕日は回想と相性のよい題材です。「真西に沈む夕日、きれいですよね」と話すと、若い頃に眺めた景色や故郷の夕暮れを語ってくださる方が多く、穏やかな時間になります。
Q17. 春分の日・秋分の日が「国民の祝日」になったのは、いつごろ?
① 江戸時代
② 明治時代
③ 戦後(1948年)
ヒント:「国民の祝日に関する法律」で定められました。
答え(ここをクリック)
答え:③ 戦後(1948年)
「戦後(1948年)」。1948年に制定された「国民の祝日に関する法律」で、春分の日・秋分の日が祝日と定められました。
Q18. 秋分の日は、祝日法でどんな日とされている?
① 自然をたたえる日
② 祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ日
③ 海に感謝する日
ヒント:お彼岸の心と重なります。
答え(ここをクリック)
答え:② 祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ日
「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ日」。秋分の日の趣旨で、お彼岸の先祖供養の心とぴたりと重なります。
Q19. お彼岸と同じく先祖供養をしますが、年に1回・夏に行う行事は?
① 七夕
② お盆
③ 節分
ヒント:迎え火・送り火でおなじみです。
答え(ここをクリック)
答え:② お盆
「お盆」。夏に年1回行い、ご先祖の霊を家に迎えます。年2回こちらから墓参りに出向くお彼岸とは趣が異なります。
📝 【教員メモ】「お盆とお彼岸、何が違う?」と並べて問うと、ご家庭ごとの風習の違いが見えて面白い一問です。地域によって過ごし方が異なるので、出身地トークのきっかけにもなります。
Q20. おはぎや赤飯に使う「小豆の赤い色」には、昔から何の意味があるとされた?
① 魔除け
② 長生き
③ 金運
ヒント:災いを払う色とされました。
答え(ここをクリック)
答え:① 魔除け
「魔除け」。小豆の赤色には災いを払う力があると信じられ、お供えや祝い事の赤飯などに用いられてきました。
【お彼岸クイズ】上級編(Q21〜Q30)|由来と言葉の意味
Q21. 「彼岸」は悟りの世界(向こう岸)のこと。反対に、迷いの世界(こちらの岸)を何という?
① 対岸
② 此岸
③ 河岸
ヒント:「しがん」と読みます。
答え(ここをクリック)
答え:② 此岸
「此岸(しがん)」。煩悩や迷いに満ちた現世のこと。そこから悟りの世界「彼岸」へ渡る、という仏教の考え方です。
Q22. 「彼岸」の語源とされる仏教の言葉「波羅蜜(パーラミター)」の意味は?
① 彼岸に至る
② 花が咲く
③ 太陽を拝む
ヒント:「岸に到達する」という意味です。
答え(ここをクリック)
答え:① 彼岸に至る
「彼岸に至る」。サンスクリットの「パーラミター」の漢訳「到彼岸」が語源で、迷いの岸から悟りの岸へ渡ることを表します。
📝 【教員メモ】言葉の由来は“知的な楽しみ”として喜ばれます。「彼岸という言葉、もとはどんな意味だと思いますか?」と問いかけると、知っている方が誇らしげに教えてくださり、場がぐっと和みます。
Q23. 中日以外の6日間に、1日1つずつ修めるとされる6つの行いを何という?
① 六地蔵
② 六歌仙
③ 六波羅蜜
ヒント:「ろくはらみつ」と読みます。
答え(ここをクリック)
答え:③ 六波羅蜜
「六波羅蜜(ろくはらみつ)」。布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧の6つの徳目を、中日以外の6日間に1日1つずつ修めるとされます。
Q24. お彼岸は、どこの国で生まれた行事?
① インド
② 中国
③ 日本独自
ヒント:仏教の本場にもない習わしです。
答え(ここをクリック)
答え:③ 日本独自
「日本独自」。お彼岸はインドや中国には見られず、日本で生まれ広まった独自の仏教行事とされています。
📝 【教員メモ】「実は日本だけの行事なんです」という事実は、多くの方が意外に思われます。「海外にはお彼岸はないんですよ」と添えると、日本の四季や暮らしへの愛着を語る、温かな話題になります。
Q25. お彼岸の行事(彼岸会)が始まったのは、およそどの時代?
① 縄文時代
② 平安時代
③ 江戸時代
ヒント:今から1200年ほど前です。
答え(ここをクリック)
答え:② 平安時代
「平安時代」。記録では平安時代の初め頃に彼岸会が営まれており、のちに庶民へと広がっていきました。
Q26. 春分の日・秋分の日の日付を、毎年正式に決めて発表しているのは?
① 気象庁
② 環境省
③ 国立天文台
ヒント:星や太陽を観測する役所です。
答え(ここをクリック)
答え:③ 国立天文台
「国立天文台」。太陽の動きをもとに計算し、前年に「暦要項」として翌年の春分・秋分の日を発表しています。
Q27. 太陽が真西に沈むお彼岸の頃、西の彼方にあるとされ、信仰と結びついた仏の世界は?
① 極楽浄土(西方浄土)
② 竜宮城
③ 高天原
ヒント:「西方」にあるとされます。
答え(ここをクリック)
答え:① 極楽浄土(西方浄土)
「極楽浄土(西方浄土)」。西の彼方にあるとされ、真西に日が沈むお彼岸は浄土に最も近づく日として信仰されてきました。
Q28. 一説に、秋の「おはぎ」が粒あんで作られることが多いのはなぜ?
① 春より甘くするため
② 形を丸くするため
③ 秋は小豆がとれたてで皮までやわらかいから
ヒント:収穫の時期に関係があります。
答え(ここをクリック)
答え:③ 秋は小豆がとれたてで皮までやわらかいから
「秋は小豆がとれたてで皮までやわらかいから」。収穫直後の小豆は皮ごと使えるため粒あんに、冬を越した春はこしあんにするとも言われます。
📝 【教員メモ】食べ物の“なぜ”は、台所に立ってきた方ほど話がはずみます。「つぶあんとこしあん、どちらがお好きですか?」と聞くと、好みやご家庭の味の話で自然と笑顔が広がります。
Q29. 春分の日は祝日法で「○○をたたえ、生物をいつくしむ」日。○○は?
① 平和
② 自然
③ 健康
ヒント:春の芽吹きを思い浮かべて。
答え(ここをクリック)
答え:② 自然
「自然」。春分の日の趣旨は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」。芽吹きの季節に自然の恵みに感謝する日とされています。
Q30. 彼岸花が昔、田のあぜ道によく植えられたのはなぜ?
① 道しるべにするため
② 球根の毒で害獣を遠ざけるため
③ 肥料にするため
ヒント:球根にある性質を利用しました。
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答え:② 球根の毒で害獣を遠ざけるため
「球根の毒で害獣を遠ざけるため」。彼岸花の球根には毒があり、モグラやネズミから田畑を守るために、あぜ道へ植えられたとされます。
【お彼岸クイズ】あなたは何問正解できた?4段階ランク診断
🌸 0〜10問:お彼岸見習い!
これから一緒に、お彼岸の習わしを楽しく覚えていきましょう。
🍂 11〜20問:お彼岸ものしりさん!
基本の習わしがしっかり身についています。次は由来や語源にも挑戦してみましょう!
🌅 21〜29問:お彼岸博士!
言葉の意味や由来までよくご存じです。たいへんお見事です。
👑 30問:お彼岸の達人・先祖供養名人!
全問正解、お見事です!お彼岸の心も知識も、満点の称号をお贈りします。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。お彼岸は、ご先祖に手を合わせ、移りゆく季節をしみじみと味わう、日本ならではの優しい行事です。「そういえば、こんな習わしがあったな」という小さな思い出のきっかけになれば嬉しいです。ぜひご家族やお仲間と、お墓参りや昔の習わしの話に花を咲かせてみてください。それではまた、次のクイズで。
