食事や冠婚葬祭、ビジネスの場面で「これで合っているかな?」と迷うマナーは、大人になっても意外と多いもの。暮らしのあらゆる場面で役立つマナーの3択クイズ全30問をお届けします!
教員歴13年・保育士免許を持つ3児の父で、クイズ歴34年の編集長です。子どもへのしつけや学校での指導を通じて、作法は丸暗記より「意味を知ること」で身につくと実感してきました。最後の点数診断まで、ぜひ挑戦してください!
📌 このクイズについて
対象:大人の方(社会人・新社会人・冠婚葬祭やおつき合いの多い方)
所要時間:約10〜15分
使えるシーン:新生活のマナー確認・家族のしつけ・冠婚葬祭の予習・暮らしの雑学として
こんな方におすすめ:大人の常識をあらためて確かめたい方、自信を持って振る舞いたい方
📄 紙に印刷して使いたい方へ。全30問をA4にまとめたプリント版(問題・ヒント・答え・かんたん解説)を用意しました。家族で出し合ったり、新人研修や勉強会の配布資料としてもどうぞ。
【マナークイズ】初級編(Q1〜Q10):毎日の暮らしの基本マナー
ここからは全30問の答えと解説をじっくり読めるモードです。気になる問題の「答え(ここをクリック)」を開いて、答えの理由や由来を確かめましょう。ご家庭でお子さんに教える方は、教員メモもぜひご活用ください。
Q1. 訪問先で出されたお茶。いただくときのマナーは?
① すすめられてからいただく
② 着いてすぐ飲み干す
③ 持ち帰る
ヒント:相手の合図を待って
答え(ここをクリック)
答え:① すすめられてからいただく
お茶やお菓子は、相手から「どうぞ」とすすめられてからいただくのが丁寧です。出されてすぐ手をつけるのは、せっかちな印象を与えてしまいます。
Q2. 電車内でのマナーとして適切なのは?
① 大声で通話する
② 通話は控え音量に気をつける
③ 座席に寝そべる
ヒント:周りの人への気配り
答え(ここをクリック)
答え:② 通話は控え音量に気をつける
公共の場では、自分の声やイヤホンの音量にも配慮します。多くの人が共有する空間だという意識が、心地よいマナーにつながります。
Q3. お箸の使い方でマナー違反とされるのは?
① 料理に箸を突き刺して食べる
② 箸を置いて休む
③ 取り皿に取る
ヒント:「嫌い箸」の一つ
答え(ここをクリック)
答え:① 料理に箸を突き刺して食べる
料理を箸で突き刺す「刺し箸」は、避けたい使い方「嫌い箸」の代表例です。ほかにも迷い箸・寄せ箸など、マナー違反とされる箸づかいがあります。
📝 【教員メモ】子どもには「やってはいけないお箸の使い方」をクイズ形式で教えると、ゲーム感覚で覚えてくれます。我が家でも食卓で「これは刺し箸かな?」と一緒に確認しています。
Q4. 目上の人に物を渡すときの基本は?
① 片手で投げる
② 両手で丁寧に渡す
③ 足で寄せる
ヒント:手の使い方に注目
答え(ここをクリック)
答え:② 両手で丁寧に渡す
物は両手で持ち、相手が受け取りやすい向きにして渡します。書類や名刺なら文字が相手から読める向きにすると、より丁寧です。
Q5. 脱いだ靴の置き方として丁寧なのは?
① 脱ぎっぱなしにする
② そろえて端に置く
③ 持って上がる
ヒント:次に履く人への配慮も
答え(ここをクリック)
答え:② そろえて端に置く
上がってから振り返り、靴をそろえてつま先を外へ向け、端に寄せます。次の人の動線をふさがない心づかいが、美しい所作につながります。
📝 【教員メモ】「脱いだ靴をそろえる」は、我が家で一番に教えた習慣です。最初は声かけが必要でも、続けるうちに自然と身につき、よそのお宅でも自慢の振る舞いになりました。
Q6. 咳やくしゃみが出そうなときは?
① 周りに向かってする
② 口元を手やハンカチで覆う
③ がまんして倒れる
ヒント:咳エチケット
答え(ここをクリック)
答え:② 口元を手やハンカチで覆う
咳やくしゃみは口元をハンカチや袖で覆う「咳エチケット」が基本です。周囲への思いやりであると同時に、感染症対策としても大切です。
Q7. 約束の時間に対する基本マナーは?
① 少し早めに着く
② わざと遅れる
③ 行かない
ヒント:相手を待たせない
答え(ここをクリック)
答え:① 少し早めに着く
5分前を目安に到着すると、相手を待たせず落ち着いて話を始められます。遅れそうなときは、早めに一報を入れるのも大切なマナーです。
📝 【教員メモ】「5分前行動」を子どもと約束しています。「待たせない」のは相手への思いやりだと伝えると、時間を守る意味が腑に落ちるようです。
Q8. エレベーターで操作盤の前に立つのは?
① いつも目上の人
② 立場が下の人(自分)
③ 誰も操作しない
ヒント:気配りする側は誰?
答え(ここをクリック)
答え:② 立場が下の人(自分)
操作盤の前は、ボタン操作を担う「下座」にあたります。立場が下の人が進んで立ち、開閉や行き先のボタンを操作するのが一般的なマナーです。
Q9. 名刺を受け取るときのマナーは?
① 片手で受け取りすぐしまう
② 両手で受け取り丁寧に扱う
③ 折ってメモにする
ヒント:相手の顔とも言える一枚
答え(ここをクリック)
答え:② 両手で受け取り丁寧に扱う
名刺は相手の顔ともいえる大切なもの。両手で受け取り、すぐにしまわず、会話のあいだはテーブルの上などに丁寧に置いておきます。
Q10. 洋食のスープを飲むときの基本マナーは?
① すすって音を立てる
② 音を立てずに飲む
③ 皿に口をつけて流し込む
ヒント:静かにいただく
答え(ここをクリック)
答え:② 音を立てずに飲む
洋食ではスープも音を立てず、スプーンで静かにいただくのがマナーです。和食のそばをすするのとは反対なので、場面で使い分けましょう。
【マナークイズ】中級編(Q11〜Q20):場面別・大人の作法
Q11. 焼香で最初にすることは?
① いきなり抹香をつまむ
② 遺族・僧侶に一礼してから行う
③ 何もせず帰る
ヒント:まわりへの礼から
答え(ここをクリック)
答え:② 遺族・僧侶に一礼してから行う
焼香はまず遺族と僧侶に一礼し、ご本尊・遺影に一礼してから行うのが基本の流れです。回数や作法は宗派により異なる場合があります。
📝 【教員メモ】法事の前に子どもへ流れを一度説明しておくと、当日落ち着いて振る舞えます。形より「故人を悼む気持ち」が大切だと添えるようにしています。
Q12. ご祝儀袋に入れるお札は?
① 使い古したお札 ② 用意した新札 ③ 硬貨
ヒント:お祝いの気持ちを形に
答え(ここをクリック)
答え:② 用意した新札
結婚祝いなどのご祝儀には、前もって用意した新札を入れます。「この日を心待ちにしていました」という気持ちを表す作法です。反対に弔事では新札を避けます。
Q13. 和室で座布団に座るときは?
① 着いたらすぐ座る
② すすめられてから座る
③ 立ったまま話す
ヒント:ひと声かけられてから
答え(ここをクリック)
答え:② すすめられてから座る
座布団は、すすめられてから座るのが和室の作法です。それまでは座布団の脇に控え、踏んだりまたいだりしないよう気をつけます。
Q14. 結婚祝いに使う水引の結び方は?
① ちょう結び
② 結び切り
③ 水引なし
ヒント:一度きりを願う
答え(ここをクリック)
答え:② 結び切り
結婚は「一度きり」を願う慶事なので、ほどけない結び切り(または鮑結び)を使います。一方、出産や入学など繰り返してよいお祝いにはちょう結びを用います。
📝 【教員メモ】「結び切り」と「ちょう結び」の意味の違いを話すと、子どもも”贈り物には心が込められている”と気づきます。意味を知ると、作法が暗記でなく納得になります。
Q15. ビジネスメールの基本マナーは?
① 件名を空欄にする
② 件名を分かりやすく書く
③ 全部大文字で書く
ヒント:相手が最初に見る部分
答え(ここをクリック)
答え:② 件名を分かりやすく書く
件名は相手が最初に目にする部分。用件が一目で分かるよう簡潔に書くと、読み手の負担が減り、見落としも防げます。本文は宛名・あいさつ・用件・結びの順が基本です。
Q16. 和食で使う懐紙(かいし)の使い方は?
① 鼻をかむ専用
② 口元を拭く・手皿代わりにする
③ 持ち帰り袋にする
ヒント:上品な万能アイテム
答え(ここをクリック)
答え:② 口元を拭く・手皿代わりにする
懐紙は口元や器を拭いたり、料理を取るときの手皿(受け皿)代わりにしたりと、和の席で活躍する万能アイテムです。一枚あると所作が上品に見えます。
Q17. お辞儀の中で最も丁寧なのは?
① 会釈(約15度)
② 敬礼(約30度)
③ 最敬礼(約45度)
ヒント:角度が深いほど
答え(ここをクリック)
答え:③ 最敬礼(約45度)
お辞儀は会釈(約15度)・敬礼(約30度)・最敬礼(約45度)の順に深くなります。最敬礼は謝罪や最大級の敬意を表す場面で使います。
📝 【教員メモ】授業では会釈・敬礼・最敬礼を実際にやって見せます。角度を体で覚えると、場面に応じた使い分けが自然にできるようになります。
Q18. 訪問でコートを脱ぐタイミングは?
① 部屋に通されてから
② 玄関に入る前に脱ぐ
③ 脱がない
ヒント:中に入る前に
答え(ここをクリック)
答え:② 玄関に入る前に脱ぐ
コートは外のほこりを家に持ち込まないよう、玄関に入る前に脱いで手に持つのが基本です。脱いだコートは裏返して軽くたたんで持つと丁寧です。
Q19. 仏式の通夜・葬儀の香典の表書きは?
① 御祝
② 御霊前
③ 寿
ヒント:宗派により異なることも
答え(ここをクリック)
答え:② 御霊前
仏式の通夜・葬儀では「御霊前」が一般的です。ただし浄土真宗では「御仏前」を用いるなど、宗派によって異なるため、事前に確認できると安心です。
Q20. 目上の人と乾杯するときグラスは?
① 相手より高く
② 相手と同じ高さで強く
③ 相手より少し低く
ヒント:へりくだる気持ち
答え(ここをクリック)
答え:③ 相手より少し低く
目上の人と乾杯するときは、自分のグラスの位置を相手より少し低くすると、へりくだった丁寧な印象になります。強くぶつけて音を立てるのは避けます。
【マナークイズ】上級編(Q21〜Q30):知って差がつくマナーの由来と雑学
Q21. 日本で古くから上位とされてきたのは?
① 左
② 右
③ どちらでもない
ヒント:和の場面に残る考え
答え(ここをクリック)
答え:① 左
日本では古来「左上位」の考えがあり、ひな人形の伝統的な並びなど和の場面に残っています。一方、西洋式の儀礼では「右上位」が基本で、現代の式典では混在することもあります。
Q22. そばを「すする」のがマナー違反でない理由は?
① 音で味が伝わるから
② 日本の食文化として認められているから
③ 本当は違反
ヒント:国や文化で変わるもの
答え(ここをクリック)
答え:② 日本の食文化として認められているから
そばやうどんをすするのは、香りや風味を楽しみ手早く食べる日本の食文化として根づいた作法です。ただし海外では音を嫌う文化もあり、マナーは国や場で変わります。
📝 【教員メモ】「国や文化でマナーは変わる」と教える良い例です。一つの正解にこだわらず、相手や場に合わせる姿勢こそ本当のマナーだと話しています。
Q23. 乾杯でグラスを合わせる風習に伝わる説は?
① 互いの信頼を示すなどの説
② グラスを割るため
③ 特に意味はない
ヒント:古い言い伝え
答え(ここをクリック)
答え:① 互いの信頼を示すなどの説
グラスを合わせる風習には、中身を混ぜ合って毒のないことを示した、音で邪気を払った、など諸説が伝わります。いずれも相手との信頼や祝福を表す行為とされています。
Q24. 名刺交換が日本で重視される背景は?
① 紙を節約するため
② 敬意と自己紹介を形にする文化
③ ただの趣味
ヒント:相手への礼
答え(ここをクリック)
答え:② 敬意と自己紹介を形にする文化
名刺交換は、相手への敬意と自己紹介をていねいに形にする日本ならではの商習慣です。受け取った名刺を大切に扱うことが、そのまま相手への礼につながります。
Q25. 「いただきます」に込められた意味は?
① 命や作り手への感謝
② 早く食べる合図
③ 単なる号令
ヒント:誰に向けた言葉?
答え(ここをクリック)
答え:① 命や作り手への感謝
「いただきます」には、食材となった命と、それを育て・調理してくれた人への感謝が込められています。何気ない言葉に深い意味があるのですね。
📝 【教員メモ】給食の時間に「いただきますは誰に言っているのかな?」と問いかけると、子どもたちはいろいろ考えます。感謝の言葉だと気づく瞬間が好きでした。
Q26. 洋食で食事を中断するときの置き方は?
① 皿の外に出す
② ナイフとフォークをハの字に皿へ
③ 立てて置く
ヒント:ハの字がサイン
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答え:② ナイフとフォークをハの字に皿へ
食事の途中で手を休めるときは、ナイフとフォークを皿の上に「ハの字」に置きます。これが「まだ食べている」というサインになり、お皿を下げられずにすみます。
Q27. 洋食で食べ終わりを示す置き方は?
① ハの字のまま
② そろえて斜めに置く
③ 床に置く
ヒント:そろえて合図
答え(ここをクリック)
答え:② そろえて斜めに置く
食べ終わったら、ナイフとフォークをそろえて皿の上に斜め(時計の4時方向が目安)に置きます。これが「ごちそうさま」のサインとなり、お皿を下げてもらえます。
Q28. 日本で古くから重んじられた敬意の示し方は?
① お辞儀
② 握手
③ ハグ
ヒント:相手に触れない作法
答え(ここをクリック)
答え:① お辞儀
日本では、相手に直接触れずに敬意を表す「お辞儀」が古くから重んじられてきました。握手やハグが一般的な国とは異なる、日本ならではの礼の形です。
Q29. 手土産を渡す正式なタイミングは?
① 玄関先で渡す
② 部屋であいさつ後に渡す
③ 帰り際に渡す
ヒント:略式と正式の違い
答え(ここをクリック)
答え:② 部屋であいさつ後に渡す
手土産は、部屋に通されてあいさつを交わしたあと、紙袋から出して相手の正面に向けて渡すのが正式とされます。玄関先で渡すのは略式の形です。
Q30. 風呂敷で包んで渡す文化に込められた心は?
① 中身を隠す手品
② 相手を思い丁寧に包む心づかい
③ 荷物を軽くするため
ヒント:包むという思いやり
答え(ここをクリック)
答え:② 相手を思い丁寧に包む心づかい
風呂敷で贈り物を包む文化には、中身を傷つけず大切に運び、相手を思って丁寧に手渡すという日本の心づかいが込められています。繰り返し使えるエコな道具でもあります。
📝 【教員メモ】風呂敷を授業で実演すると子どもたちは大喜び。「物を大切に、相手を思って包む」日本の心づかいを、体験として伝えられます。
【マナークイズ】何問正解できた?4段階ランク診断
🌱 0〜10問:マナー見習い
まずはここから! 基本のあいさつと心づかいを押さえれば、ぐっと印象が変わります。
🌸 11〜20問:気くばりできる人
いい調子! 場面に応じた作法が身についています。あと一歩で達人です。
🎩 21〜29問:マナー上級者
お見事! 由来や細かな作法まで理解できています。頼れる大人の振る舞いです。
👑 30問:礼儀作法の達人
完璧です! マナーの意味も由来も知り尽くした、まさに礼儀作法の達人。素晴らしい!
マナーで大切なのは、細かな作法を丸暗記することよりも、その根っこにある「相手を思いやる気持ち」です。意味や由来を知れば、初めての場面でも自然と振る舞えるようになります。今回のクイズが、自信を持って人と接するきっかけになればうれしいです!
