立春から数えて88日目の「八十八夜」(5月2日ごろ)は、新茶を味わう縁起のよい日。今回はそんなお茶にまつわる3択クイズを、全30問お届けします。
教員時代、子どもたちと高齢者施設を訪ねた折、「昔は来客に一番茶を出したものよ」と笑うおばあちゃんの一言で場がふっと和みました。教員歴13年・保育士免許・クイズ歴34年の編集長が、ご家庭やレクで盛り上がる問題をご用意。さあ、何問正解できるでしょうか?
📝 このクイズについて
・対象:高齢者の方/ご家族みんなで(小学生〜大人もOK)
・所要時間:約10〜15分(全30問)
・使えるシーン:デイサービス・介護施設のレクリエーション、敬老会、ご家庭の団らん、脳トレに
・こんな方におすすめ:お茶が好きな方、昔ながらの暮らしの知恵を楽しみたい方、印刷して配って使いたい方
「画面より紙で配りたい」という方のために、印刷して使えるPDF版(A4)もご用意しました。タイトル・問題・ヒント・答えだけのシンプルな構成なので、デイサービスや敬老会でそのまま配って楽しめます。下のボタンからダウンロードできます。
初級編
📖 ここからは「答え&解説モード」
もう一度じっくり、ヒント・答え・解説を読みながら楽しめます。答えは「答え(ここをクリック)」を押すと開きます。
【Q1】日本で昔から最もよく親しまれているお茶の種類は?
① 緑茶 ② コーヒー ③ 炭酸水
ヒント:急須でいれる、あのお茶です。
答え(ここをクリック)
答え:① 緑茶
日本で古くから最も身近なお茶で、食事のおともや来客のおもてなしに欠かせません。
【Q2】お茶の葉は、何という植物の葉から作られるでしょう?
① チャノキ(茶の木) ② サクラ ③ イチョウ
ヒント:そのまま「お茶の木」とも呼ばれます。
答え(ここをクリック)
答え:① チャノキ(茶の木)
緑茶も紅茶も烏龍茶も、すべて同じチャノキの葉から作られます。
【Q3】「新茶」がたくさん出回るのは、どの季節でしょう?
① 春 ② 夏の終わり ③ 真冬
ヒント:「夏も近づく…」と歌にもありますね。
答え(ここをクリック)
答え:① 春
その年いちばん最初に摘んだ若葉でいれるお茶を、新茶(一番茶)と呼びます。
【Q4】緑茶を急須でいれるとき、お湯の温度として一般的によいとされるのは?
① グラグラの熱湯 ② 少し冷ましたお湯(70〜80度ほど) ③ 冷たい水
ヒント:熱すぎると渋みが強く出てしまいます。
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答え:② 少し冷ましたお湯(70〜80度ほど)
熱湯だと渋みが出すぎるため、ひと呼吸おいた温度がうまみを引き出します。
【Q5】「ほうじ茶」は、お茶の葉をどうして作るでしょう?
① 凍らせる ② 火で焙(ほう)じる(炒る) ③ 塩でもむ
ヒント:香ばしい香りがするのがヒントです。
答え(ここをクリック)
答え:② 火で焙(ほう)じる(炒る)
茶葉を炒ることであの香ばしい香りが生まれ、カフェインも控えめになります。
【Q6】お茶に含まれていて、飲むと頭がしゃきっとする成分は?
① カフェイン ② でんぷん ③ 塩分
ヒント:コーヒーにも入っている成分です。
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答え:① カフェイン
眠気をやわらげる働きがあり、お茶を飲むとすっきりするのはこのためです。
【Q7】「玄米茶」に混ぜてあるものは、次のうちどれ?
① 炒った玄米(お米) ② きなこ ③ ごま
ヒント:名前の中に答えが入っています。
答え(ここをクリック)
答え:① 炒った玄米(お米)
香ばしいお米の香りが特徴で、カフェインが控えめなのも人気の理由です。
【Q8】抹茶を点(た)てるときに使う、竹でできた道具は?
① 菜箸(さいばし) ② 茶筅(ちゃせん) ③ しゃもじ
ヒント:細い竹を割って作った、泡立てる道具です。
答え(ここをクリック)
答え:② 茶筅(ちゃせん)
細く割った竹で抹茶を手早くかき混ぜ、きめ細かい泡を立てます。
【Q9】お茶のおとも(お茶うけ)として、昔から親しまれているのは?
① 和菓子・お漬物 ② 歯みがき粉 ③ せっけん
ヒント:お茶と一緒にいただくと、ほっとしますね。
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答え:① 和菓子・お漬物
お茶の渋みと甘いお菓子、しょっぱいお漬物は相性ぴったりです。
📝 【教員メモ】教員時代、社会科の昔のくらしの授業で「おうちの方とお茶を飲むことはある?」と聞くと、最近は「ペットボトル」という子が多くて驚きました。我が家では3人の子どもと急須を囲む時間を大切にしています。湯のみを両手で持つだけで、不思議と背筋がしゃんとするんですよ。
【Q10】「番茶」とは、どんなお茶のイメージでしょう?
① 特別な日だけの高級茶 ② 毎日気軽に飲む普段使いのお茶 ③ 外国でしか飲めないお茶
ヒント:「番茶も出花(でばな)」ということわざもあります。
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答え:② 毎日気軽に飲む普段使いのお茶
日常的に飲む気取らないお茶のことで、家庭の食卓でおなじみです。
中級編
【Q11】立春から数えて88日目の「八十八夜」に摘むお茶は、何として喜ばれる?
① 長生きできる縁起物の新茶 ② 苦くてまずいお茶 ③ 売れ残りのお茶
ヒント:この日に摘んだお茶を飲むと…と言い伝えられています。
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答え:① 長生きできる縁起物の新茶
八十八夜(5月2日ごろ)に摘んだ新茶を飲むと長生きすると、昔から言い伝えられてきました。
【Q12】高級茶「玉露(ぎょくろ)」を作るとき、収穫前に茶畑にすることは?
① 毎日水をかける ② 日光をさえぎる覆いをかける ③ 音楽を聞かせる
ヒント:日かげで育てると、うまみが増します。
答え(ここをクリック)
答え:② 日光をさえぎる覆いをかける
覆いをかけて育てると渋みが減り、うまみたっぷりのまろやかな茶葉になります。
【Q13】緑茶・烏龍茶(ウーロン茶)・紅茶。これらはもともと…
① 全部ちがう植物から作る ② 全部同じチャノキから作る ③ 全部くだものから作る
ヒント:葉っぱは同じ。「ある処理」の度合いがちがうだけです。
答え(ここをクリック)
答え:② 全部同じチャノキから作る
発酵の度合いのちがいで、緑茶・烏龍茶・紅茶へと変わります。
【Q14】紅茶は、緑茶と比べてどんな処理がされている?
① しっかり発酵させている ② 冷凍している ③ 塩漬けにしている
ヒント:だからあの赤い色と独特の香りになります。
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答え:① しっかり発酵させている
茶葉をしっかり発酵させることで、紅茶の赤い水色(すいしょく)と香りが生まれます。
【Q15】烏龍茶は、発酵の度合いでいうと?
① まったく発酵させない ② 半分くらい発酵させる(半発酵) ③ 三年間発酵させる
ヒント:緑茶と紅茶のちょうど中間です。
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答え:② 半分くらい発酵させる(半発酵)
緑茶(発酵させない)と紅茶(しっかり発酵)の、ちょうど中間にあたるお茶です。
【Q16】お茶のうまみ・甘みのもとになる、アミノ酸の名前は?
① テアニン ② カルシウム ③ レモン酸
ヒント:お茶ならではの、ほっとする甘みのもとです。
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答え:① テアニン
玉露や上等な新茶ほど多く含まれ、お茶のまろやかな甘みを生み出します。
📝 【教員メモ】クイズ歴34年の私が高齢者施設のレクでこの問題を出すと、「お茶を飲むとほっとするのはこれか!」と毎回盛り上がります。難しい言葉は無理に覚えず、『うまみ=甘み=テアニン』とリズムで声に出すと、ふしぎと記憶に残りやすいですよ。
【Q17】お茶の渋み・苦みのもとになる成分は?
① でんぷん ② カテキン ③ 砂糖
ヒント:健康成分としてもよく耳にします。
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答え:② カテキン
お茶の渋みのもとで、昔から体によい成分として親しまれてきました。
【Q18】「茶柱が立つ」と、昔から何の前ぶれと言われる?
① 縁起がよい(よいことの前ぶれ) ② 雨がふる前ぶれ ③ 茶葉が古い証拠
ヒント:思わずにっこりする、うれしい言い伝えです。
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答え:① 縁起がよい(よいことの前ぶれ)
茎がまっすぐ立つのは珍しいことから、よいことの前ぶれと喜ばれてきました。
【Q19】抹茶のもとになる、覆いをかけて育てた茶葉を乾かしたものの名前は?
① 碾茶(てんちゃ) ② わかめ ③ 落ち葉
ヒント:これを石うすでひくと、抹茶になります。
答え(ここをクリック)
答え:① 碾茶(てんちゃ)
碾茶を石うすで細かくひくと、あざやかな緑色の抹茶になります。
【Q20】日本茶で「一番茶」と呼ばれるのは、どんなお茶?
① その年いちばん最初に摘んだ茶葉 ② いちばん安いお茶 ③ いちばん古いお茶
ヒント:春に摘む、新茶とも呼ばれるお茶です。
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答え:① その年いちばん最初に摘んだ茶葉
春の新茶のことで、うまみが多く、いちばん上等なお茶とされます。
上級編
【Q21】お茶を日本に広め「喫茶養生記」を書いたとされる、鎌倉時代のお坊さんは?
① 栄西(えいさい) ② 聖徳太子 ③ 二宮金次郎
ヒント:お茶の薬としての効能を書き残しました。
答え(ここをクリック)
答え:① 栄西(えいさい)
中国から茶の種を持ち帰り、お茶の効能を広めた「日本茶の祖」とされます。
【Q22】わび茶を大成し「茶道の祖」として有名な、戦国〜安土桃山時代の茶人は?
① 千利休(せんのりきゅう) ② 織田信長 ③ 松尾芭蕉
ヒント:豊臣秀吉に仕えたことでも知られます。
答え(ここをクリック)
答え:① 千利休(せんのりきゅう)
質素な中に美を見いだす「わび茶」を完成させ、茶道の基礎を築きました。
【Q23】茶道の心を表す「一期一会(いちごいちえ)」の意味は?
① 一年に一度だけお茶を飲む ② 一生に一度の出会いを大切にする ③ 一度に一杯しか飲んではいけない
ヒント:その茶会は、二度と同じものはないという心です。
答え(ここをクリック)
答え:② 一生に一度の出会いを大切にする
今この時の出会いを大切にもてなす、茶道の根本にある心です。
📝 【教員メモ】道徳の授業で「一期一会」を扱うとき、私はあえて「今日のこの授業も、二度と同じ顔ぶれでは集まれないんだよ」と問いかけます。お年寄りとのお茶の時間こそ、まさに一期一会。レクで出すと、しみじみとうなずいてくださる方が多い、心に残る一問です。
【Q24】「宇治茶」で全国に知られる、お茶の名産地は何県?
① 京都府 ② 北海道 ③ 沖縄県
ヒント:古い都のあった土地です。
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答え:① 京都府
宇治は抹茶の名産地として有名で、日本のお茶づくりの技術が各地へ広まった土地でもあります。
【Q25】2024年(令和6年)に、初めてお茶(荒茶)の生産量で日本一になった県は?
① 静岡県 ② 鹿児島県 ③ 東京都
ヒント:長年1位だった静岡県を、ついに抜きました。
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答え:② 鹿児島県
長く静岡県が1位でしたが、2024年産で初めて鹿児島県が逆転。ただし春の「一番茶」では今も静岡県が首位を守っています。
【Q26】緑茶にも、実はわずかに含まれているビタミンは?
① ビタミンC ② ビタミンD ③ 鉄分
ヒント:かんきつ類でおなじみの、あのビタミンです。
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答え:① ビタミンC
緑茶には意外にもビタミンCが含まれており、昔から重宝されてきました。
【Q27】昔から「緑茶でうがいをするとよい」と言われるのは、どんな働きを期待してのこと?
① 菌をおさえる(殺菌)働き ② 歯を白くする働き ③ 髪が増える働き
ヒント:お茶の渋み成分カテキンの働きです。
答え(ここをクリック)
答え:① 菌をおさえる(殺菌)働き
カテキンの殺菌作用を期待して、緑茶うがいは古くからの暮らしの知恵として親しまれてきました。
【Q28】毎日のありふれた出来事を表す四字熟語「日常○○○」。○に入るのは?
① 日常茶飯事(さはんじ) ② 日常水道事 ③ 日常電気事
ヒント:毎日の「お茶」と「ごはん」が入ります。
答え(ここをクリック)
答え:① 日常茶飯事(さはんじ)
お茶を飲みごはんを食べるくらい当たり前、という意味から生まれた言葉です。
【Q29】急須に残った同じ茶葉から、2回目(二煎目)をいれると、味は一般的にどうなる?
① 1回目より濃く苦くなる ② 1回目よりあっさり(うすめ)になる ③ 炭酸のようにシュワシュワする
ヒント:一度お湯を通したあとですから…。
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答え:② 1回目よりあっさり(うすめ)になる
うまみや渋みが一煎目で多く出るため、二煎目はやわらかくあっさりした味わいになります。
【Q30】来客にお茶を出すとき、茶わん(湯のみ)をのせる木のお皿のことを何という?
① 茶たく(茶托) ② まな板 ③ 下じき
ヒント:湯のみの下に敷く、おもてなしの一品です。
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答え:① 茶たく(茶托)
湯のみを直接置かず茶たくにのせて出すのが、ていねいなおもてなしの作法です。
まとめ|あなたは何問正解できましたか?
30問、おつかれさまでした!正解の数で、あなたの「お茶通(ちゃつう)度」をチェックしてみましょう。
🍵 お茶通レベル判定
🍵 0〜10問:お茶くみ見習いさん まずは一服、ここからがお茶の世界の入り口です。気軽にもう一杯どうぞ。
🫖 11〜20問:湯のみ名人 なかなかの茶通(ちゃつう)ぶり!急須を片手に、自信を持って一杯どうぞ。
🌿 21〜29問:茶柱が立つ人 お見事!あなたの湯のみには、きっと縁起のよい茶柱が立っているはず。
👑 30〜30問:お茶の大先生 全問正解、まさに茶聖の境地!お茶の知識、申し分なしの大先生です。
お茶は、ただの飲みものではなく、人と人をつなぐあたたかい時間そのものです。今日のクイズが、ご家族やお仲間との一服のおともになればうれしく思います。湯のみ片手に、もう一度挑戦してみてくださいね。それでは、よいお茶の時間を。
