「猫に小判」「花より団子」——ことわざには、昔ながらの知恵とユーモアが詰まっています。思わず「へぇ」と言いたくなる3択クイズ全30問をお届けします!
教員歴13年・保育士免許を持つ3児の父で、クイズ歴34年の編集長です。授業や施設のレクでことわざを穴あきで出すと、われ先にと答えが飛び出し、意味の取り違えで大笑い…という場面を何度も見てきました。どうぞごゆっくり。
📌 このクイズについて
対象:高齢者の方(施設レク・敬老会・脳トレ・ことわざが好きな大人の方も)
所要時間:約10〜15分
使えるシーン:介護施設のレクリエーション・敬老会・脳トレ・ご家庭での団らん・話題づくりに
こんな方におすすめ:ことわざを楽しく学び直したい方、意味の意外さに驚きながら盛り上がりたい方
じっくり解きたい方、紙で配りたい方には、印刷して使えるPDF版(A4・約5ページ)もご用意しました。施設のレクや脳トレの配布資料、ご家庭での読み上げに、答え・ヒント・解説つきでそのままお使いいただけます。
【ことわざクイズ】初級編(Q1〜Q10)|だれもが知る定番のことわざ
ここからは全30問の答えと解説をじっくり読めるモードです。気になる問題の「答え(ここをクリック)」を開いて、答えの理由やことわざの由来を確かめましょう。施設やご家庭で読み上げる方は、教員メモもぜひご活用ください。
Q1. 「ねこに□□」価値のわからない者に貴重なものを与えてもむだ。□□は?
① 小判
② こんぶ
③ 座ぶとん
ヒント:「豚に真珠」と同じ意味。動物に高価なもの。
答え(ここをクリック)
答え:① 小判
「猫に小判」は、価値のわからない者に貴重なものを与えても役に立たないことのたとえです。「豚に真珠」も同じ意味です。
Q2. 「□の耳に念仏」いくら言っても効き目がない。□は?
① 牛
② 馬
③ 犬
ヒント:念仏を聞かせても…という動物。「うま」。
答え(ここをクリック)
答え:② 馬
「馬の耳に念仏」は、いくら言い聞かせても、まるで効き目がないことのたとえです。「馬耳東風(ばじとうふう)」も似た意味です。
Q3. 「□から棒」物事が前ぶれもなく突然行われること。□は?
① そら
② はた
③ やぶ
ヒント:竹や草が茂る場所から、突然棒が。
答え(ここをクリック)
答え:③ やぶ
「やぶから棒」は、やぶの中から突然棒を突き出すように、物事が前ぶれもなく突然に行われることのたとえです。
📝 【教員メモ】ことわざは「□に入る言葉は?」と穴あきで出すと、勢いよく答えが飛び出し、場が一気ににぎやかになります。
Q4. 「ちりも積もれば□となる」小さくても積もれば大きくなる。□は?
① 山
② 川
③ 海
ヒント:小さなホコリも積もれば大きな盛り上がり。
答え(ここをクリック)
答え:① 山
「ちりも積もれば山となる」は、ごくわずかなものでも、積み重ねれば大きなものになるという教えです。
Q5. 「□は口ほどにものを言う」言葉にしなくても気持ちは伝わる。□は?
① 耳
② 目
③ 鼻
ヒント:顔の中で、気持ちがいちばん表れる場所。
答え(ここをクリック)
答え:② 目
「目は口ほどにものを言う」は、言葉に出さなくても、目つきで気持ちは十分に伝わるということのたとえです。
Q6. 「花より□□」見た目の美しさより実利。□□は?
① さくら
② もみじ
③ だんご
ヒント:お花見でのお楽しみ。甘いあれ。
答え(ここをクリック)
答え:③ だんご
「花より団子」は、風流より実利を選ぶこと。美しい花を眺めるより、おいしい団子のほうがよいという意味です。
📝 【教員メモ】「あなたは花より団子のほうですか?」と尋ねると、お花見やお団子の思い出話に自然と広がります。
Q7. 「□を見て森を見ず」細部にとらわれ全体を見失う。□は?
① 木
② 草
③ 葉
ヒント:1本1本にとらわれて、林全体が見えない。
答え(ここをクリック)
答え:① 木
「木を見て森を見ず」は、細かい部分にとらわれて、物事の全体を見渡せないことのたとえです。
Q8. 「□も歩けば棒に当たる」動けば思わぬ幸運や災難に出会う。□は?
① 牛
② 犬
③ 猫
ヒント:ワンワン。歩き回ると何かに出会う。
答え(ここをクリック)
答え:② 犬
「犬も歩けば棒に当たる」は、何かをしようと動けば、思わぬ幸運や災難に出くわすことがあるという意味です。
Q9. 「二□を追う者は一□をも得ず」欲張ると両方失う。□は?
① 鳥
② 魚
③ 兎(うさぎ)
ヒント:ぴょんぴょん跳ねる動物。2匹は無理。
答え(ここをクリック)
答え:③ 兎(うさぎ)
「二兎を追う者は一兎をも得ず」は、欲ばって二つを同時に狙うと、結局どちらも得られないという教えです。
📝 【教員メモ】「欲張って失敗した思い出はありますか?」と問いかけると、笑い話とともに会話がはずみます。
Q10. 「□は金なり」時間は貴重だ。□は?
① 時
② 金
③ 命
ヒント:=マネー。むだにしてはいけません。
答え(ここをクリック)
答え:① 時
「時は金なり」は、時間はお金と同じように貴重なものなので、むだにしてはいけないという教えです。
【ことわざクイズ】中級編(Q11〜Q20)|意味を間違えやすいことわざ
Q11. 「情けは人のためならず」の正しい意味は?
① 情けをかけると相手のためにならない
② 人への親切は巡って自分に返ってくる
③ 情けは人前でかけてはいけない
ヒント:「相手のためにならない」は実は誤り。
答え(ここをクリック)
答え:② 人への親切は巡って自分に返ってくる
「情けは人のためならず」の正しい意味は、人に親切にすれば巡り巡って自分によい報いが返ってくる、ということ。「親切は本人のためにならない」という解釈は誤りです。
📝 【教員メモ】意味を取り違えやすいことわざは、あえて「どっちだと思いますか?」と先に問いかけると、議論が盛り上がります。
Q12. 「気のおけない友人」とはどんな友人?
① 油断できない友人
② お金にうるさい友人
③ 遠慮のいらない親しい友人
ヒント:「気がおけない」=気をつかわなくてよい。
答え(ここをクリック)
答え:③ 遠慮のいらない親しい友人
「気のおけない友人」とは、気づかいや遠慮のいらない、心を許せる親しい友人のことです。「油断できない」という意味ではありません。
Q13. 「役不足」を正しく説明しているのは?
① 実力に対して役目が軽すぎること
② 力不足で務まらないこと
③ 役者の人数が足りないこと
ヒント:自分の力に対して役目が「軽い」とき。
答え(ここをクリック)
答え:① 実力に対して役目が軽すぎること
「役不足」は、本人の力量に対して、与えられた役目が軽すぎること。「力不足(実力が足りない)」とは逆の意味なので、使い方に注意が必要です。
📝 【教員メモ】間違えやすい言葉は、正しい使い方を例文ごと一緒に声に出すと、記憶に残りやすくなります。
Q14. 「□に短し□に長し」中途半端で役に立たない。□の組み合わせは?
① 糸・ひも
② 帯・たすき
③ そで・すそ
ヒント:どちらにも使えない長さ。和装の小物2つ。
答え(ここをクリック)
答え:② 帯・たすき
「帯に短したすきに長し」は、帯にするには短く、たすきにするには長い——どっちつかずで役に立たないことのたとえです。
Q15. 「□に真珠」価値のわからぬ者に貴重なものを与えること。□は?
① 馬
② 牛
③ 豚
ヒント:「猫に小判」の仲間。動物に宝石。
答え(ここをクリック)
答え:③ 豚
「豚に真珠」は、価値のわからない者に貴重なものを与えてもむだだ、という意味。「猫に小判」と同じ意味のことわざです。
Q16. 「魚心あれば□心」相手が好意を示せばこちらも応じる。□は?
① 水
② 山
③ 風
ヒント:こちらが好意なら相手も好意。水と□。
答え(ここをクリック)
答え:① 水
「魚心あれば水心」は、相手が好意を示せば、こちらも応じる気持ちになるということ。互いの心の通い合いを表します。
Q17. 「□に金棒」ただでさえ強いものがさらに強くなる。□は?
① 虎
② 鬼
③ 龍
ヒント:ただでさえ強い赤鬼が、さらに武器を持つ。
答え(ここをクリック)
答え:② 鬼
「鬼に金棒」は、ただでさえ強い鬼が金棒を持つように、強いものがさらに強さを増すことのたとえです。
Q18. 「念には□を入れよ」用心の上にも用心せよ。□は?
① 気
② 手
③ 念
ヒント:用心の上に、もう一度の用心。同じ字を重ねます。
答え(ここをクリック)
答え:③ 念
「念には念を入れよ」は、注意した上にもさらに注意せよ、十分に用心せよという教えです。
Q19. 「□□は寝て待て」あせらず良い時機を待て。□□は?
① 果報
② 幸運
③ 福袋
ヒント:幸運(果報)は、あせらずどうする?
答え(ここをクリック)
答え:① 果報
「果報は寝て待て」は、幸運は人の力ではどうにもならないので、あせらずよい時機を待つのがよいという教えです。
📝 【教員メモ】「気長に待ってよかったことはありますか?」と尋ねると、人生の味わい深い思い出が語られます。
Q20. 「□に腕押し」はたらきかけても手ごたえがない。□は?
① 壁
② のれん
③ 岩
ヒント:押しても手ごたえのない、布製のあれ。
答え(ここをクリック)
答え:② のれん
「のれんに腕押し」は、のれんを押しても手ごたえがないように、いくらはたらきかけても反応がないことのたとえです。
【ことわざクイズ】上級編(Q21〜Q30)|由来がおもしろい難問ことわざ
Q21. 「□も鳴かずば撃たれまい」余計を言わねば災いを招かない。□は?
① 鶴
② 鳩
③ 雉(きじ)
ヒント:鳴かなければ撃たれない、あの鳥。
答え(ここをクリック)
答え:③ 雉(きじ)
「雉も鳴かずば撃たれまい」は、雉も鳴かなければ撃たれずにすむように、よけいなことを言わなければ災いを招かないという教えです。
Q22. 「弘法にも□の誤り」名人でも失敗する。弘法大師の話から。□は?
① 筆
② 墨
③ 紙
ヒント:書の名人といえば、お大師さま(空海)。
答え(ここをクリック)
答え:① 筆
「弘法にも筆の誤り」は、書の名人・弘法大師(空海)でも書き損じることがある——その道の名人でも失敗はあるというたとえです。
Q23. 「□□の川流れ」泳ぎの名人でもおぼれることがある。□□は?
① 亀
② 河童(かっぱ)
③ 蛙
ヒント:泳ぎ上手の、頭にお皿のある妖怪。
答え(ここをクリック)
答え:② 河童(かっぱ)
「河童の川流れ」は、泳ぎの得意な河童でも川に流されることがある——その道の名人でも失敗することがあるというたとえです。
📝 【教員メモ】「得意なことで失敗した経験はありますか?」と問いかけると、ご本人ならではの人生エピソードが引き出せます。
Q24. 「□□の不養生」人に勧めながら自分は実行しないこと。□□は?
① 大工
② 坊主
③ 医者
ヒント:お医者さんが、自分の健康には無頓着…。
答え(ここをクリック)
答え:③ 医者
「医者の不養生」は、人には養生を勧める医者が、自分の健康には案外無頓着なこと。理屈はわかっていても実行が伴わないたとえです。
Q25. 「□□の銭失い」けちって安物を買い、かえって損をする。□□は?
① 安物買い
② 大金持ち
③ 衝動買い
ヒント:安いからと買って、結局は損をする。
答え(ここをクリック)
答え:① 安物買い
「安物買いの銭失い」は、安いからと買った品がすぐ傷み、買い直して結局高くつく——けちってかえって損をすることのたとえです。
Q26. 「□の持ちぐされ」立派なものを持っていても活かさず無駄にすること。□は?
① 金
② 宝
③ 銀
ヒント:すばらしい物を持っていても、使わなければ…。
答え(ここをクリック)
答え:② 宝
「宝の持ちぐされ」は、すぐれた物や才能を持ちながら、活用せずにむだにしてしまうことのたとえです。
Q27. 「とどのつまり」の「とど」とは、もともと何のこと?
① アシカの仲間
② お坊さん
③ 大きく育った魚(ボラ)
ヒント:出世魚ボラの、最後の呼び名です。
答え(ここをクリック)
答え:③ 大きく育った魚(ボラ)
「とどのつまり」の「とど」は、出世魚であるボラの最後の呼び名。これ以上大きくならないことから「行き着くところ・結局」という意味になりました。
📝 【教員メモ】語源の話は「へぇ」という驚きが生まれます。ご存じの由来を披露し合うと、会話がぐっと活気づきます。
Q28. 「さばを読む」の「さば」とは、もともと何のこと?
① 魚のサバ
② そろばん
③ 砂場(すなば)
ヒント:数をごまかすこと。「□を読む」の□は魚。
答え(ここをクリック)
答え:① 魚のサバ
「さばを読む」の「さば」は魚のサバ。傷みやすい鯖を急いで数えて数をごまかしたことから、数や年齢をごまかす意味になったとされます。
Q29. 「他山の石」の正しい意味は?
① よその立派な手本を見習うこと
② 他人の失敗や言動も自分を磨く助けになること
③ 自分には関係のないこと
ヒント:「立派な手本」ではないのが落とし穴。
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答え:② 他人の失敗や言動も自分を磨く助けになること
「他山の石」の正しい意味は、他人のつまらない言動や失敗も、自分の修養の役に立つということ。「立派な手本にする」という意味ではないので注意が必要です。
📝 【教員メモ】取り違えやすい意味は、正解を急がず「どう使ってきましたか?」と語り合うと、学びがいっそう深まります。
Q30. 「五十歩百歩」の由来は、何が逃げた距離の話?
① マラソンの選手
② 旅人
③ 戦場で逃げた兵士
ヒント:中国・孟子の、戦場で逃げた兵の話。
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答え:③ 戦場で逃げた兵士
「五十歩百歩」は、戦場で五十歩逃げた者が百歩逃げた者を笑った、という中国・孟子の故事から。多少の違いはあっても、本質は同じだという意味です。
【ことわざクイズ】あなたは何問正解できた?4段階ランク診断
📖 0〜10問:ことわざ見習いさん
まずは身近なことわざから、ゆっくり楽しんでいきましょう。
🦉 11〜20問:ことわざ物知りさん
なかなかの物知りですね。意味の違いまでよくご存じです。
🎓 21〜29問:ことわざ博士
由来や正しい意味まで、お見事な知恵袋です。
🏅 30問:ことわざの達人
全問正解!ことわざを知り尽くした、まさに生き字引です。
ことわざは、長い年月をかけて磨かれてきた言葉の知恵です。意味や由来を知ると、ふだん何気なく使っている一言が、ぐっと味わい深く感じられます。ご家族やお仲間と「これ知ってる?」と出し合えば、会話も弾みます。またぜひ挑戦してみてください。
