毎年11月の「税を考える週間」は、税金について考えるよいきっかけです。買い物のときの消費税から、消防車や救急車のひみつまで、小学生がわくわく学べる3択クイズ全30問をお届けします!
教員歴13年・保育士免許を持つ3児の父で、クイズ歴34年の編集長です。授業で「救急車って1回いくらだと思う?」と聞くと、子どもたちの目がきらりと光ります。最後のランク診断まで、ぜひ親子で挑戦してください!
📌 このクイズについて
対象:小学生(中学年〜高学年が中心。社会の授業の予習・復習にも)
所要時間:約10〜15分
使えるシーン:家庭学習・社会の授業の導入・自由研究・親子のクイズ大会・税を考える週間の話題づくりに
こんな方におすすめ:税金のしくみを楽しく知りたいお子さん、社会科の予習・復習をゲーム感覚で進めたいご家庭
おうちやプリントでじっくり解きたい方には、印刷用のPDF版(A4・全30問)もご用意しました。学校の宿題や、税を考える週間の話題づくりにもどうぞ。下のボタンから無料でダウンロードできます。
【税金クイズ】初級編(Q1〜Q10)|身近な税金と暮らしのつながり
ここからは全30問の答えと解説をじっくり読めるモードです。気になる問題の「答え(ここをクリック)」を開いて、答えの理由や雑学を確かめましょう。ご家庭や教室で読み上げる方は、教員メモもぜひご活用ください。
Q1. お店で買い物をするとき、品物の値段にプラスして払うお金を何という?
1 おこづかい税
2 消費税
3 おかいもの料
ヒント:しょうひぜい、と読みます。
答え(ここをクリック)
答え:2 消費税
ものやサービスを買うときにかかる税金です。お店が代わりに受け取って、まとめて国に納めるしくみになっています。
Q2. 今の日本で、買い物のときにかかる消費税は何%?(食品など一部をのぞく)
1 5%
2 10%
3 30%
ヒント:100円の品物だと、税が10円つきます。
答え(ここをクリック)
答え:2 10%
標準の消費税率は10%です。1989年に3%で始まり、5%・8%を経て、2019年から10%になりました。
Q3. 集めた税金を使って、国や市区町村がつくっているものはどれ?
1 学校や道路
2 おうちのゲーム機
3 おかしの自動販売機
ヒント:みんなで使う『公共のもの』です。
答え(ここをクリック)
答え:1 学校や道路
学校・道路・公園・図書館など、みんなで使う施設は税金でつくられ、維持されています。
Q4. 火事のときに来てくれる消防車。出動するのにお金はかかる?
1 1回1万円かかる
2 税金でまかなうので無料
3 ガソリン代だけ自分で払う
ヒント:みんなの税金で動いています。
答え(ここをクリック)
答え:2 税金でまかなうので無料
消防や救急は税金で運営されているので、呼んでも料金はかかりません。ためらわず119番してよいのです。
📝 【教員メモ】授業で『消防車を1回呼んだら、いくら払うと思う?』と聞くと、子どもたちは数千円〜数万円と答えます。『実は無料。みんなのお家の人が払った税金で動いているんだよ』と種明かしすると、税金がぐっと身近になります。
Q5. 小学校で使う『教科書』。実はお金を払わずにもらえます。そのお金はどこから?
1 校長先生のおこづかい
2 税金
3 ガチャガチャの売り上げ
ヒント:義務教育の教科書は無償です。
答え(ここをクリック)
答え:2 税金
小学校・中学校の教科書は税金でまかなわれ、無料で配られます。これは法律で決められた『教科書無償』のしくみです。
Q6. 道路にある信号機。これも税金でつくられている。○か×か?
1 ○ 税金でつくる
2 × 会社が勝手につける
3 × 信号の妖精がつくる
ヒント:安全のための公共のものです。
答え(ここをクリック)
答え:1 ○ 税金でつくる
信号機・横断歩道・ガードレールなど、交通安全のための設備も税金で整えられています。
Q7. 家から出る『ごみ』を集めてくれる仕事。この費用はどこから?
1 ごみを出した人がその場で現金で払う
2 税金でまかなわれている
3 ごみ自身が払う
ヒント:市区町村のサービスです。
答え(ここをクリック)
答え:2 税金でまかなわれている
ごみ収集は市区町村が税金で行う公共サービスです。だから決まった日に出せば、その場でお金を払わなくても集めてもらえます。
Q8. 本をたくさん借りられる公立の『図書館』。借りるときのお金は?
1 1冊100円
2 無料(税金で運営)
3 本の重さで決まる
ヒント:公共施設のひとつです。
答え(ここをクリック)
答え:2 無料(税金で運営)
公立図書館は税金で運営され、本は無料で借りられます。だれもが学べるように、という考え方が根っこにあります。
📝 【教員メモ】図書館見学のあとに『この本、ぜんぶ誰が買ったの?』と問いかけると、税金の話につなげやすいです。『タダで借りられる=誰かがすでに払ってくれている』という感覚は、低学年でもしっかり伝わります。
Q9. けがをして救急車を呼んだとき、その救急車を動かしているお金は?
1 病院のもうけ
2 税金
3 サイレンの音で発電している
ヒント:消防車となかまの公共サービスです。
答え(ここをクリック)
答え:2 税金
救急車も税金で運営されているので、呼ぶこと自体は無料です。本当に必要なときは迷わず呼んで大丈夫です。
Q10. 公園のすべり台やブランコ。だれのお金でつくられている?
1 近所の社長さん
2 みんなの税金
3 公園の妖精
ヒント:『みんなのもの』だからこそ…?
答え(ここをクリック)
答え:2 みんなの税金
公園や遊具も税金でつくられ、だれでも使えるようになっています。だからこそ、みんなで大切に使いたいですね。
【税金クイズ】中級編(Q11〜Q20)|税金の種類としくみを知ろう
Q11. 働いてもらったお給料にかかる税金を何という?
1 所得税
2 お給料税
3 はたらきもの税
ヒント:しょとくぜい、と読みます。
答え(ここをクリック)
答え:1 所得税
働いて得た収入(所得)にかかるのが所得税です。たくさん稼ぐ人ほど税率が高くなる『累進課税』というしくみがあります。
Q12. 日本国憲法が定める『国民の三大義務』。次のうち含まれるのはどれ?
1 毎朝はやおきする義務
2 税金を納める義務(納税)
3 ゲームをやめる義務
ヒント:『教育』『勤労』と、あと一つ。
答え(ここをクリック)
答え:2 税金を納める義務(納税)
国民の三大義務は『教育』『勤労』『納税』です。憲法に定められた、国を支えるための大切な約束です。
📝 【教員メモ】三大義務は丸暗記より『なぜ義務なの?』を一緒に考えるのがおすすめです。『税金がなかったら学校はどうなる?』と問い返すと、教育・勤労・納税がひとつながりだと子ども自身が気づきます。
Q13. 消費税は10%ですが、おにぎりやパンなど『食べ物』を買うと税率は?
1 0%
2 8%(軽減税率)
3 50%
ヒント:生活に必要な食品は少しだけ安くなっています。
答え(ここをクリック)
答え:2 8%(軽減税率)
食品など一部には『軽減税率』が使われ、税率が8%になります。ただし外食やお酒は10%のままです。
Q14. 税金を国や市区町村に『おさめる』ことを何という?
1 納税(のうぜい)
2 貯金
3 へんぴん
ヒント:『税を納める』と書きます。
答え(ここをクリック)
答え:1 納税(のうぜい)
税金を国や自治体におさめることを『納税』といいます。貯金は自分のため、納税はみんなのため、というちがいがあります。
📝 【教員メモ】『納める』という言葉は日常であまり使いませんよね。授業では『お年玉を貯金するのと、税金を納めるのは何がちがう?』と比べさせると、『自分のため』と『みんなのため』の差が見えてきます。
Q15. 車を持っている人が毎年払う税金を何という?
1 自動車税
2 ドライブ税
3 タイヤ税
ヒント:車の種類によって金額が変わります。
答え(ここをクリック)
答え:1 自動車税
自動車を持っている人が毎年おさめるのが自動車税です。エンジンの大きさなどによって金額が変わります。
Q16. 税金の手続きや相談を行う、国の役所はどれ?
1 税務署
2 交番
3 駄菓子屋
ヒント:ぜいむしょ、と読みます。
答え(ここをクリック)
答え:1 税務署
税金の申告や相談を行う国の役所が税務署です。確定申告の時期には多くの人が訪れます。
Q17. 住んでいる地域に納め、その地域のために使われる税金は?
1 住民税
2 きゅうしょく税
3 となり町税
ヒント:そこに住んでいる人が払います。
答え(ここをクリック)
答え:1 住民税
住民税は住んでいる都道府県・市区町村に納め、その地域の学校・ごみ・道路などのサービスに使われます。
Q18. 外国から品物を輸入するときにかかる税金を何という?
1 関税
2 飛行機税
3 おみやげ税
ヒント:かんぜい、と読みます。
答え(ここをクリック)
答え:1 関税
外国から輸入する品物にかかる税金が関税です。国内の産業を守る役割もあります。
Q19. 集めた消費税は、おもに何のために使われている?
1 社会保障(医療・年金・福祉など)
2 社長のボーナス
3 花火大会だけ
ヒント:病院やお年寄りを支えるしくみに使われます。
答え(ここをクリック)
答え:1 社会保障(医療・年金・福祉など)
消費税の増えた分は、医療・年金・子育てなどの社会保障に使うと法律で決められています。世代をこえた支え合いのお金です。
📝 【教員メモ】『消費税はどこへ消えるの?』という素朴な疑問は鋭いところです。『おじいちゃんの病院や、赤ちゃんの保育園に回っているんだよ』と具体例で示すと、世代をこえた支え合いが腑に落ちます。
Q20. 1年間の所得や税金を自分で計算して国に申告する手続きを何という?
1 確定申告
2 自由研究
3 反省会
ヒント:かくていしんこく、と読みます。
答え(ここをクリック)
答え:1 確定申告
1年間の所得と税金を計算して国に申告する手続きが確定申告です。毎年2〜3月ごろに行われます。
【税金クイズ】上級編(Q21〜Q30)|税金の歴史と世界の意外な税
Q21. 日本で消費税が初めて始まったのは何年?そのときの税率は?
1 1989年・3%
2 1970年・1%
3 2000年・25%
ヒント:平成が始まった年です。
答え(ここをクリック)
答え:1 1989年・3%
平成元年(1989年)に、税率3%で消費税が始まりました。それまで日本には消費税というしくみはありませんでした。
📝 【教員メモ】『お父さんお母さんが子どものころは、消費税が0円だったんだよ』と話すと教室がざわつきます。家庭で『消費税ができたのは何年?』と聞いてみる宿題にすると、家族の会話のきっかけにもなります。
Q22. 消費税の税率は『3%→5%→8%→10%』と変わってきました。8%になったのは何年?
1 2014年
2 1995年
3 2022年
ヒント:5%から上がった年です。
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答え:1 2014年
2014年に、5%から8%へ引き上げられました。その後2019年に10%(食品などは8%)になっています。
Q23. 昔の日本では、税金をお金ではなく『あるもの』で納めていました。それは?
1 米
2 まんが
3 笑顔
ヒント:田んぼでとれる主食です。
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答え:1 米
江戸時代などは『年貢』として、収穫した米で税を納めていました。お金で納める今とは大きくちがいますね。
Q24. 『税』という漢字に入っている、いね(穀物)を表す部首はどれ?
1 のぎへん(禾)
2 さんずい(氵)
3 くさかんむり(艹)
ヒント:『秋』や『科』にも入っています。
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答え:1 のぎへん(禾)
いね(穀物)を表す『のぎへん』です。昔は米で税を納めていた名残が、漢字の形にも残っています。
📝 【教員メモ】漢字の成り立ちは記憶の助けになります。『税』の“のぎへん”は稲。『昔は米で税を払っていた名残なんだよ』と教えると、歴史と漢字が一度につながり、忘れにくくなります。
Q25. 昔のヨーロッパには『窓の数』で金額が決まる税がありました。何の税?
1 窓税(まどぜい)
2 ガラスみがき税
3 風通し税
ヒント:窓が多い家=お金持ち、と考えられました。
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答え:1 窓税(まどぜい)
18世紀のイギリスなどで、窓の数に応じてかけられた『窓税』です。税をのがれるため窓をふさぐ家もあったそうです。
Q26. 好きな市区町村に寄付すると、税が控除されたりお礼の品がもらえたりするしくみは?
1 ふるさと納税
2 おとりよせ便
3 旅行クーポン
ヒント:『ふるさと』+『納税』です。
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答え:1 ふるさと納税
好きな自治体に寄付でき、地域の特産品が返礼品として届くこともあるしくみが『ふるさと納税』です。
Q27. 日本では、税金は必ず『法律』にもとづいて決めると定められています。これを何という?
1 租税法律主義
2 多数決の原則
3 早い者勝ちの原則
ヒント:勝手に税を決めてはいけない、というルールです。
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答え:1 租税法律主義
税は必ず法律にもとづいて決める、という原則が『租税法律主義』です。だれかが勝手に税を取ることはできません。
Q28. たばこやお酒には、ふつうの消費税とは別に特別な税金がかかります。あたるのは?
1 たばこ税・酒税
2 においの税
3 おとな自慢税
ヒント:特定の品物だけにかかる税です。
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答え:1 たばこ税・酒税
たばこ税・酒税のように、特定の品物だけにかかる税金があります。健康への影響を考えて高めに設定されています。
📝 【教員メモ】『なぜたばこやお酒には特別な税金がかかるの?』と問うと、高学年は『体に悪いから?』と鋭い答えを出します。税には“使い道を支える”だけでなく“使いすぎをおさえる”役割もある、と広げられます。
Q29. もしも世の中から税金が『ゼロ』になったら、いちばん困りそうなことは?
1 学校・病院・道路などの公共サービスが続けられなくなる
2 おかしが甘くなくなる
3 1日が25時間になる
ヒント:税金は『みんなのため』に使われています。
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答え:1 学校・病院・道路などの公共サービスが続けられなくなる
税金がないと、学校・医療・道路・消防などの公共サービスを続けるのがむずかしくなります。
Q30. 『税金は何のためにあるの?』に、いちばん近い考え方はどれ?
1 みんなが安心して暮らせる社会を、みんなで支えるため
2 大人をこまらせるため
3 国のちょきんを増やして遊ぶため
ヒント:『支え合い』がキーワードです。
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答え:1 みんなが安心して暮らせる社会を、みんなで支えるため
税金は、みんなが安心して暮らせる社会を、みんなで支え合うための大切なしくみです。
📝 【教員メモ】最後はぜひ『税金がなかったら、どんな町になると思う?』と自由に想像させてください。困ることを挙げていくうちに、子ども自身が『税金って大事かも』とたどり着きます。答えを教えるより、納得感が残ります。
【税金クイズ】あなたは何問正解できた?4段階ランク診断
🏆 ランク判定
🪙 0〜10問:税金みならいさん:ここからがスタート! まずは身近な消費税から、もう一度おさらいしてみよう。
💴 11〜20問:税金たんけん隊:いいちょうし! 税金のしくみが見えてきたね。いろんな税の名前にも挑戦しよう。
🏦 21〜29問:税金ものしり博士:すごい物知り! 歴史や世界の税まで、しっかり身についているよ。
👑 30問:税金マスター:全問正解、おみごと! 君はもう立派な『税金はかせ』だね。
最後までお疲れさまでした! 税金は「とられるもの」ではなく、みんなの暮らしをみんなで支え合うための大切なしくみです。今日のクイズをきっかけに、お買い物のレシートを見たり、街の道路や公園に目を向けたりしてみてください。きっと税金がもっと身近に感じられますよ。
