6月5日は「環境の日」、6月は環境月間です。地球の未来をいっしょに考える地球温暖化の3択クイズ全30問をお届けします!
教員歴13年・保育士免許を持つ3児の父で、クイズ歴34年の編集長です。授業で温暖化を取り上げると、子どもたちが「家でもできることはある?」と前のめりになる姿を何度も見てきました。最後のランク診断まで、ぜひ親子で挑戦してください!
📌 このクイズについて
対象:小学生〜大人(親子・学校の環境学習・自由研究・SDGsの話題づくりにも)
所要時間:約10〜15分
使えるシーン:家庭での学び・学校の授業や朝の会・自由研究のヒント・環境月間のイベント
こんな方におすすめ:地球温暖化を楽しく学びたい方、親子でいっしょに環境について考えたい方
じっくり解きたい方、紙で配りたい方には、印刷して使えるPDF版(A4・約5ページ)もご用意しました。学校のプリントや家庭学習、施設のレクなどに、答え・ヒント・解説つきでそのままお使いいただけます。
【地球温暖化クイズ】初級編(Q1〜Q10)|まずはここから
ここからは全30問の答えと解説をじっくり読めるモードです。気になる問題の「答え(ここをクリック)」を開いて、答えの理由や雑学を確かめましょう。ご家庭や学校で読み上げる方は、教員メモもぜひご活用ください。
Q1. 地球温暖化のいちばん大きな原因とされる気体は?
① 酸素
② 二酸化炭素
③ ちっ素
ヒント:わたしたちが息をはくときにも出る気体です。
答え(ここをクリック)
答え:② 二酸化炭素
地球温暖化の最大の原因は二酸化炭素(CO2)です。石油や石炭などを燃やすと大量に出ます。
Q2. 二酸化炭素がたくさん出るのはどんなとき?
① 木を植えるとき
② 石油や石炭を燃やすとき
③ 雨がふるとき
ヒント:車や工場で「燃やす」ものを思い出して。
答え(ここをクリック)
答え:② 石油や石炭を燃やすとき
ガソリン・石油・石炭といった「化石燃料」を燃やすとCO2が発生します。車や工場、火力発電が代表的な発生源です。
📝 【教員メモ】授業で「家から学校まで、CO2を出さずに来る方法は?」と問いかけると、歩く・自転車という答えが次々に出て、身近な行動に結びつきます。
Q3. 地球温暖化が進むと、地球全体の気温はどうなる?
① 下がっていく
② ほとんど変わらない
③ 上がっていく
ヒント:「温暖化」という言葉に答えがかくれています。
答え(ここをクリック)
答え:③ 上がっていく
地球温暖化とは、地球全体の平均気温が少しずつ上がっていく現象のこと。「温暖化」という言葉そのものがヒントでした。
Q4. 温暖化で南極や北極の氷がとけると、海面はどうなる?
① 下がる
② 上がる
③ こおる
ヒント:氷がとけると水が増えますね。
答え(ここをクリック)
答え:② 上がる
氷がとけて水が増えるうえ、海水自体も温まって体積が膨らむため、海面は上昇します。低い土地が水につかる心配があります。
Q5. 温暖化で氷がとけ、すみかが減って心配されている動物は?
① ホッキョクグマ
② ハト
③ 金魚
ヒント:北の寒い地域で氷の上にすんでいます。
答え(ここをクリック)
答え:① ホッキョクグマ
ホッキョクグマは海の氷の上を歩いてアザラシなどを狩ります。氷が減るとえさを取りにくくなり、数の減少が心配されています。
📝 【教員メモ】ホッキョクグマの写真を見せて「この子のおうちはどうなってしまう?」と問いかけると、子どもたちの表情がぐっと真剣になります。
Q6. 二酸化炭素を吸って酸素を出してくれる、温暖化の味方は?
① 自動車
② 木や森
③ テレビ
ヒント:公園や山にたくさんあります。
答え(ここをクリック)
答え:② 木や森
植物は光合成で二酸化炭素を吸収し、酸素を出します。森林を守り増やすことは、立派な温暖化対策になります。
Q7. 太陽の光を使って電気をつくる、温暖化にやさしい発電は?
① 太陽光発電
② 石炭火力発電
③ ガス発電
ヒント:屋根の上のパネルを見たことはありませんか?
答え(ここをクリック)
答え:① 太陽光発電
太陽光発電は、発電するときにCO2をほとんど出しません。風力や水力とともに温暖化にやさしい発電方法です。
Q8. ごみを減らす合言葉「3R」に入らないのはどれ?
① リデュース(減らす)
② リユース(くり返し使う)
③ リスタート(やり直す)
ヒント:「R」で始まる3つの言葉。やり直しは関係ありません。
答え(ここをクリック)
答え:③ リスタート(やり直す)
3RはReduce(減らす)・Reuse(くり返し使う)・Recycle(資源として再生)。ごみを減らすと、その処理で出るCO2も減らせます。
📝 【教員メモ】「給食の牛乳パックは3つのRのどれかな?」と身近な例で問いかけると、3Rが一気に自分ごとになります。
Q9. 夏に冷房を上手に使い、軽い服装で過ごす温暖化対策の取り組みは?
① ウォームビズ
② クールビズ
③ サマータイム
ヒント:「すずしい(クール)」服装がカギです。
答え(ここをクリック)
答え:② クールビズ
クールビズは、冷房に頼りすぎず軽装で過ごすことで電気を節約する取り組みです。電気をつくるときのCO2を減らせます。
Q10. 家でできる温暖化対策として正しいのは?
① 電気をつけっぱなしにする
② 使わない電気をこまめに消す
③ 水を出しっぱなしにする
ヒント:もったいないことをしないのが大切。
答え(ここをクリック)
答え:② 使わない電気をこまめに消す
使わない電気を消す・水を出しっぱなしにしないといった節電・節水は、発電で出るCO2を減らすことにつながります。
【地球温暖化クイズ】中級編(Q11〜Q20)|しくみを知るクイズ
Q11. 地球をあたためる「温室効果ガス」に当てはまらないのは?
① メタン
② 二酸化炭素
③ 酸素
ヒント:私たちが呼吸で取り入れている気体です。
答え(ここをクリック)
答え:③ 酸素
酸素は温室効果ガスではありません。代表的な温室効果ガスは二酸化炭素やメタン、一酸化二窒素などです。
Q12. 牛のげっぷなどから多く出て、CO2より強い温室効果をもつ気体は?
① メタン
② 水素
③ ヘリウム
ヒント:牛や田んぼから出る気体です。
答え(ここをクリック)
答え:① メタン
メタンは牛のげっぷや田んぼ、ごみなどから出ます。量はCO2より少なくても、温室効果はとても強い気体です。
Q13. 「温室効果」とはどんな働きのこと?
① 太陽の光を全部はね返す
② 地表から出る熱を大気がとじこめる
③ 雲を増やす
ヒント:ビニールハウス(温室)の中があたたかい理由を思い出して。
答え(ここをクリック)
答え:② 地表から出る熱を大気がとじこめる
温室効果とは、温室効果ガスが地表から宇宙へ逃げようとする熱をとじこめ、地表付近をあたためる働きのことです。
📝 【教員メモ】ビニールハウスや、夏に閉めきった車の中の暑さを例に出すと、「熱をとじこめる」感覚が体験として伝わります。
Q14. 2015年に世界の国々が温暖化対策を約束した国際的な取り決めは?
① 京都議定書
② パリ協定
③ ベルリン宣言
ヒント:フランスの都市の名前がついています。
答え(ここをクリック)
答え:② パリ協定
パリ協定は2015年に採択され、世界のほぼすべての国が参加しています。1997年の京都議定書を引きついだ取り決めです。
Q15. パリ協定が目指す、産業革命前からの気温上昇をおさえる目安は?
① 1.5度
② 10度
③ 50度
ヒント:「たった数字1つ分」のわずかな差が大問題なのです。
答え(ここをクリック)
答え:① 1.5度
パリ協定は、世界の平均気温の上昇を産業革命前と比べて2度より十分低く、できれば1.5度におさえることを目標にしています。
Q16. 再生可能エネルギーに当てはまらないのは?
① 風力
② 石炭
③ 地熱
ヒント:「使うとなくなってしまう」ものが1つあります。
答え(ここをクリック)
答え:② 石炭
石炭は使うとなくなる化石燃料です。風力・地熱・太陽光・水力など、くり返し使える自然の力が再生可能エネルギーです。
📝 【教員メモ】「使ってもなくならないエネルギーって何だろう?」と問いかけると、太陽や風という答えから再生可能エネルギーの本質に入れます。
Q17. 温暖化で増えると心配される「異常気象」として正しいのは?
① 強い大雨や猛暑が増える
② 季節が完全になくなる
③ 太陽が2つになる
ヒント:最近のニュースでよく聞く天気を思い出して。
答え(ここをクリック)
答え:① 強い大雨や猛暑が増える
温暖化は、記録的な大雨や猛暑、干ばつ、強い台風などの「異常気象」を増やすと考えられています。
Q18. 森林が減ると温暖化が進みやすいのはなぜ?
① 雨が増えるから
② CO2を吸う木が減るから
③ 風が止まるから
ヒント:木の大事な働きを思い出して。
答え(ここをクリック)
答え:② CO2を吸う木が減るから
木は二酸化炭素を吸収してくれます。森林が破壊されると、その吸収力が失われ、温暖化が進みやすくなります。
Q19. 日本が「2050年までに目指す」と宣言した温室効果ガスの目標は?
① カーボンニュートラル
② カーボンコピー
③ カーボンファイバー
ヒント:排出を「実質ゼロ」にする、という意味の言葉です。
答え(ここをクリック)
答え:① カーボンニュートラル
カーボンニュートラルは、出すCO2と森林などが吸うCO2を差し引きして「実質ゼロ」にする考え方。日本は2050年を目標にしています。
📝 【教員メモ】「ニュートラル=中立・差し引きゼロ」と言葉を分解して教えると、難しいカタカナ語でもすっと腑に落ちます。
Q20. 電気をつくるとき、最もCO2を多く出してしまう発電方法は?
① 火力発電
② 太陽光発電
③ 風力発電
ヒント:何かを「燃やして」電気をつくる方法です。
答え(ここをクリック)
答え:① 火力発電
火力発電は石炭・石油・天然ガスなどの化石燃料を燃やして電気をつくるため、CO2を多く出してしまいます。
【地球温暖化クイズ】上級編(Q21〜Q30)|地球温暖化の雑学・数字
Q21. 工業化以前は約280ppmだった大気中のCO2濃度。近年はおよそ何ppm?
① 約300ppm
② 約420ppm
③ 約1000ppm
ヒント:工業化前の約1.5倍まで増えています。
答え(ここをクリック)
答え:② 約420ppm
大気中のCO2濃度は工業化以前は約280ppmでしたが、近年は420ppmを超え、約1.5倍にまで増えています(ppmは全体を100万としたときのいくつかを表す単位)。
Q22. メタンはCO2と比べ、同じ量での温室効果がおよそ何倍とされる?
① ほぼ同じ
② 約25〜30倍
③ 約1000倍
ヒント:ケタ違いではないけれど、CO2よりずっと強力。
答え(ここをクリック)
答え:② 約25〜30倍
メタンは100年あたりで見ると、同じ量でCO2の25〜30倍ほど強い温室効果をもつとされます。少量でも油断できない気体です。
Q23. 1997年に採択され、先進国に温室効果ガス削減を義務づけた取り決めは?
① 京都議定書
② 大阪宣言
③ 名古屋議定書
ヒント:日本の古都の名前がついています。
答え(ここをクリック)
答え:① 京都議定書
京都議定書は1997年に採択され、先進国に温室効果ガスの削減を義務づけました。名古屋議定書は生物多様性に関する別の取り決めです。
📝 【教員メモ】「京都」と「パリ」、2つの取り決めを年号とセットで覚えると、温暖化対策の歴史の流れとして整理できます。
Q24. 温暖化対策を話し合う国連の会議「COP」。Pは何の言葉の略?
① People(人々)
② Parties(締約国)
③ Power(力)
ヒント:「条約を結んだ国々」を表す言葉です。
答え(ここをクリック)
答え:② Parties(締約国)
COPは「Conference of the Parties(締約国会議)」の略。条約を結んだ国々が温暖化対策を話し合う国際会議です。
Q25. 海水温が上がると、海はCO2を吸収しにくくなる。その理由は?
① 水温が高いほど気体は溶けにくくなるから
② 海の色が変わるから
③ 波が高くなるから
ヒント:あたたかい炭酸飲料を思い浮かべてみて。
答え(ここをクリック)
答え:① 水温が高いほど気体は溶けにくくなるから
気体は冷たい水によく溶け、温かい水には溶けにくい性質があります。海が温まると、海がCO2を吸収する力が落ちてしまいます。
📝 【教員メモ】開けたての炭酸と、ぬるくなって気のぬけた炭酸を比べる話をすると、「温かいと溶けにくい」が一気に納得に変わります。
Q26. 温暖化や海水温上昇で「白化」して死ぬことが心配される海の生き物は?
① サンゴ
② クジラ
③ マグロ
ヒント:海の中で色とりどりの「森」をつくる生き物です。
答え(ここをクリック)
答え:① サンゴ
サンゴは体の中の小さな藻と助け合って生きています。高い水温が続くと藻が抜けて白くなり、弱ったり死んだりします(白化現象)。
Q27. 大気中のCO2が増え、海が酸性に近づいていく現象を何という?
① 海洋酸性化
② 海洋温泉化
③ 海洋砂漠化
ヒント:「すっぱくなる(酸)」がキーワード。
答え(ここをクリック)
答え:① 海洋酸性化
海洋酸性化は、海がCO2を吸収して酸性に近づく現象です。貝やサンゴが殻や骨格をつくりにくくなる影響が心配されています。
Q28. 減らせなかったCO2を、植林やほかの削減で埋め合わせる考え方を何という?
① カーボンオフセット
② カーボンダイエット
③ カーボンリセット
ヒント:「埋め合わせ(オフセット)」がそのまま言葉に。
答え(ここをクリック)
答え:① カーボンオフセット
カーボンオフセットは、どうしても減らせなかったCO2を、植林やほかの場所での削減によって埋め合わせ(相殺)する仕組みです。
Q29. 気候変動の科学的な報告書をまとめている、国連の専門組織の略称は?
① IPCC
② NASA
③ WHO
ヒント:「気候変動に関する政府間パネル」の頭文字です。
答え(ここをクリック)
答え:① IPCC
IPCCは「気候変動に関する政府間パネル」の略。世界中の科学者が気候変動の最新研究を集め、報告書としてまとめています。
📝 【教員メモ】アルファベットの略語は「何の頭文字か」を一緒に分解すると、丸暗記ではなく理解として記憶に残ります。
Q30. 温暖化が進むと、寒い地域でかえって「大雪」が増えることがあるのはなぜ?
① 気温が下がるから
② 空気が含める水蒸気の量が増えるから
③ 雪の結晶が大きくなるから
ヒント:あたたかい空気ほど、多くの水分をかかえこめます。
答え(ここをクリック)
答え:② 空気が含める水蒸気の量が増えるから
気温が上がると大気が含むことのできる水蒸気の量が増えます。その水分が一度に降ると、寒い地域ではかえって大雪になることがあります。
【地球温暖化クイズ】あなたは何問正解できた?4段階ランク診断
🌱 0〜10問:エコ見習いさん
まずは第一歩!身近なエコから少しずつ始めてみましょう。
🌿 11〜20問:エコ係さん
なかなかの環境通!ご家族にもクイズを出してみては?
🌳 21〜29問:エコ博士
すばらしい知識量!温暖化のしくみまでよく理解しています。
🌏 30問:地球を守るエコリーダー
全問正解、お見事!あなたの行動が地球の未来を変えます。
地球温暖化は遠い世界の話ではなく、毎日の電気・ごみ・移動とつながっています。クイズで知ったことを、ぜひおうちや学校での小さな行動につなげてみてください。今日からできる一歩が、地球の未来を守る大きな力になります。
